【動画】ラトバラから日本のファンへメッセージも。WRC第13戦オーストラリア ダイジェスト
11月16~18日に行われた2018年のWRC世界ラリー選手権最終戦となる第13戦オーストラリア。戦いを終えてWRCオフィシャルやトヨタ、ヒュンダイからダイジェスト動画が公開されている。
雨絡みのグラベル(未舗装路)イベントとなったラリー・オーストラリアでは、競技最終日のSS20で総合首位に浮上したヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)が優勝。シーズン最終戦で今季初優勝を飾った。
セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)とティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)、オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)の三つどもえとなっていたドライバーズチャンピオン争いは、降雨の影響がのこった最終日にヌービルとタナクが相次いでクラッシュ。最終ステージを前にオジエがシリーズ6連覇を決めてみせた。
トヨタがランキングトップで迎えたマニュファクチャラーズチャンピオン争いは、陣営のラトバラとエサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)がライバルを上回る成績でフィニッシュしたことでチャンピオンが確定。トヨタは1999年以来となる通算4度目のタイトルを、WRC復帰からわずか2年目で手にした。
この激闘をまとめた動画がWRCオフィシャルチャンネルなどから公開されている。これを見れば激戦となったラリー・オーストラリアをシェイクダウンから楽しめるはずだ。
またTOYOTA GAZOO Racingの公式チャンネルでは優勝したラトバラとコドライバーのミーカ・アンティラ、GAZOO Racing Companyの友山茂樹プレジデントのコメント動画も掲載。
このなかでラトバラは「日本にいるファンのみなさん、応援してくれてありがとう。マニュファクチャラーズチャンピオンを獲得することができたし、シーズン最終戦で勝利することができた。最高の気分だよ」とコメント。アンティラも「チームの全員を誇りに思うし、ファンのみなさんのために素晴らしい結果を残せた」とコメントしている。