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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2019.01.24 16:35
更新日: 2019.01.24 13:38

バルテリ・ボッタスがラリーデビューに向け初テスト。「何度かシャベルで“雪遊び”」

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ラリー/WRC | バルテリ・ボッタスがラリーデビューに向け初テスト。「何度かシャベルで“雪遊び”」

 メルセデスAMGペトロナス・モータースポーツからF1に参戦するバルテリ・ボッタスが、1月24~26日に行われるアークティック・ラップランド・ラリー参戦に向けたテストを行い、自身初のラリー参戦に向けてフォード・フィエスタWRCでの雪上ドライブを行った。

 ラリー大国フィンランド出身の現役F1ドライバーであるボッタスは、フィンランド・ラリー選手権の開幕戦であるラップランド・ラリーに2018年のWRC世界ラリー選手権でセバスチャン・オジエをシリーズチャンピオンに押し上げた最新WRカーのフィエスタWRCで参戦する。

 そのボッタスは、事前練習を兼ねて日曜から月曜にかけ故郷フィンランドのロバニエミ近郊でグループN仕様のミツビシ・ランサーエボリューションXをドライブ。自身初となるスノードライビングのレクチャーを受けた。

 翌の火曜から水曜にはマシンをWRカーへスイッチ。2000年、2002年にマーカス・グロンホルムとともに世界王者に輝いている名コドライバー、ティモ・ラウティアイネンとのコンビネーションを確認するためにも、WRカーでのテスト走行を行った。

 北極圏で開催される“世界一美しいラリー”とも称されるラップランド・ラリーは、かつて同郷の先輩たちがラリードライビングを満喫した由緒正しきイベントでもあり、ケケ・ロズベルグ、ミカ・ハッキネン、そしてキミ・ライコネンなど、そうそうたるF1ワールドチャンピオンたちに続き、ボッタス自身も長年参加を夢見てきたイベントだという。

「今から2年ほど前に、僕の心にラリーへの挑戦という新たなアイデアが浮かび上がってきた。ラリーカーをドライブするのは素晴らしい経験になると思ったんだ」と、母国のニュースチャンネルYLEに語ったボッタス。

「そして昨年、僕は『来季、必ずラリーに参戦する』と決意したんだ。その頃から僕を支えてくれるチーム作りをスタートさせた。このプロジェクトを支援し、サポートしてくれたすべての人に改めてお礼を言いたい。みんなにとって楽しいプロジェクトになればいいし、その上で良いリザルトが手にできたらもっといいね」

バルテリ・ボッタスがドライブする『フォード・フィエスタWRC』は、2018年チャンピオンマシンと同スペックに
イベント開催地であるフィンランドのロバニエミ近郊で事前テストに臨んだ


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