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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2019.03.30 16:02

トヨタ勢最下位と苦戦のミーク「今日の結果には納得できない」/2019WRC第4戦ツール・ド・コルス デイ1後コメント

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ラリー/WRC | トヨタ勢最下位と苦戦のミーク「今日の結果には納得できない」/2019WRC第4戦ツール・ド・コルス デイ1後コメント

 2019年のWRC世界ラリー選手権第4戦ツール・ド・コルスは3月29日、SS1〜6が行われ、Mスポーツ・フォードのエルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)が総合首位につけた。ポイントリーダーのオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)は4.5秒差の総合2番手だ。

■トヨタ

●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合2番手

オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)
オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)

「満足できる1日になった。午前中は新しいステージに対するペースノートが完璧ではなく、良いリズムを掴めまなかった」

「午後に関してはペースノートを改善したから状況は好転し、良いフィーリングで走れたよ。限界までは攻められなかったけど、クルマのパフォーマンスは非常に高く、走りを楽しむことができた」

「今日、ライバルはとても速かったから、彼らとの戦いに勝つため、明日はもっとハードに攻めなくてはならないね。鍵を握るのはロングステージだと思うけど、非常にトリッキーなのでそう簡単には行かないだろう。しかし、そこで必ずや大きな差を築けると信じている」

●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合13番手

ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)

「連続する3本のステージのうち、午前も午後も2本目は僕にとって困難なステージになった。午前中はペースノートの完成度が高くなかったため、かなり遅れをとったんだ。そこで、昼食時間中にペースノートの改善に努めたところ、午後の再走ステージでは自信を持って走れるようになり、タイムも向上した」

「しかし、2本目のステージの2km地点ではコーナーのインカットにより多くの砂利が路面に広がっていて、そこからタイヤの空気が徐々に抜け始めたんだ。運が悪かったとしかいえない」

「そのまま走り続けようと試みたけど、結果的にクルマを止めてタイヤを交換した。クルマのフィーリングはとても良く、運転を楽しむことができている。このまま最後まで走り続け、ラリーが終わった時に自分がどの順位にいるのか、様子を見たいと思う」

●クリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合16番手

「正直なところ、とても困難な1日だった。最初のステージでは、『イン側をキープして走る』とペースノートに記していた長い高速左コーナーで、何かに当たってしまった。レッキ(下見走行)の段階では、自分にはまったく見えなかった何かにだ」

「その後ペースは良く、失ったタイムを挽回しようと攻めた。午後のステージでは、高速の左コーナーでインに大きく切り込んだ際、砂利で滑ってしまい外側の縁石にクルマが当たりサスペンションアームを破損してしまったんだ。そして、その状態で最後のステージも走らなくてはならなかった」

「エバンスの進路を邪魔する意図はまったくなかったから、彼に正当なタイムが与えられて本当に良かったと思う。ヤリスWRCはとても運転しやすく、このラリーで勝つ力を備えていたから、今日の結果には納得できない。明日以降も運転を楽しみ、最後までミスのない走りを続けたい」


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