2019年のWRC世界ラリー選手権第4戦ツール・ド・コルスは3月31日、SS13〜14で争われる競技最終日が行われ、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)が優勝。ヒュンダイに2019年シーズン初優勝をもたらした。
■トヨタ
●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)/総合6位
「我々には十分なパフォーマンスがあったし、今年のツール・ド・コルスを楽しむことができたから、全体的には良いイベントだったと思う」
「もちろん最終結果には満足できないが、数年前までこのラリーではまったく楽しむことができなかったことを考えると、今や正しいペースと良いリズムで走れるようになったから、その点については嬉しく思う」
「今日はパワーステージでポイントを獲得することが目標だったから、リスクを負わず、ミスのない走りに徹した。戦いはまだこれからだよ」
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/総合10位
「リスクを負ってまで攻める自信を持てなかったから、パワーステージでは1 、2ポイント獲得できそうだったけど、あと1歩及ばなかった」
「週末を通して自分には速さがなかったから、ただクルマをフィニッシュに導くことを重視して走った」
「舗装路での走りを改善するための策はあるけど、それについてはまた後で考え、まずは今回のイベントから気持ちを切り替えて、次の南米の2連戦に新たなる情熱を持って臨みたいと思うよ」
●クリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)/総合9位
「パワーステージに集中して臨み、フルの5ポイントを獲得することができた。本当はこのようなやり方は好きではなく、優勝争いをしたかったけど、ライバルとタイム差が大きくついていたから、朝の最初のステージではタイヤを温存することにした」
「パワーステージでは、きちんと完走することを最優先しながらも、良い状態のタイヤでアタックすることができた」
「ヤリスWRCは週末を通して素晴らしく、シェイクダウンから一貫して走りを楽しめた。今後も自信を持って走り続ければ、きっと良い結果が得られるだろう」