レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2019.08.19 14:47
更新日: 2019.08.19 14:52

タイ~ミャンマー開催の『サン・クロレラ アジアクロスカントリーラリー2019』、D1王者川畑真人がクラス2位

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


ラリー/WRC | タイ~ミャンマー開催の『サン・クロレラ アジアクロスカントリーラリー2019』、D1王者川畑真人がクラス2位

 8月10~16日、タイ~ミャンマー間約2200kmを舞台に『サン・クロレラ アジアクロスカントリーラリー2019』が行われ、四輪部門では哀川翔率いるFLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRESの125号車トヨタ・ランドクルーザー150プラドが総合14位/T1Gクラス2位に入る好走をみせた。四輪部門総合優勝はランドトランスポート・アソシエーション・オブ・タイランド-いすゞの101号車いすゞD-MAXだった。

 俳優、タレント、そしてラリードライバーとして活躍する哀川が監督を務めるFLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES。哀川自身も過去にアジア・クロスカントリーラリーに参戦した経験もあるが、2019年はD1チャンピオンで2017年のFIAインターコンチネンタル・ドリフティングカップ王者である川畑真人をドライバーに迎え、ベテランのコドライバー、深野昌之とともに挑んだ。

 第24回大会となった2019年は、タイのリゾート地パタヤから大会史上初めてミャンマーへ入国、同国の首都ネピドーを目指す行程で争われた。

川畑真人はアジアクロスカントリーラリー初参戦にもかかわらず、危なげない走りを披露
川畑真人はアジアクロスカントリーラリー初参戦にもかかわらず、危なげない走りを披露

 ふだんドリフト競技を主戦場としており、これが初のラリー参戦となった川畑は、ジャングルや山道を抜け、何度も川を渡るようなルートを着実に走破。途中ミャンマー国内で起きた水害の影響でレグ4がキャンセルになったほか、最終日のレグ6もステージ距離が短縮されるといった、クロスカントリーラリーならではのハプニングにも冷静に対処していく。

 最終日前日のレグ5ではエンジン周りにトラブルを抱え、一時はリタイアかとも思われたがメカニックの尽力もあり競技最終日にも参加。無事にフィニッシュ地点のネピドーまでたどり着き、四輪部門総合14位、改造クロスカントリー車両のガソリン車で争われるT1Gクラス2位でラリー初挑戦を終えた。

125号車トヨタ・ランドクルーザー150プラドをドライブした川畑真人
125号車トヨタ・ランドクルーザー150プラドをドライブした川畑真人

 川畑は「昨日(レグ5)の終わりでもうリタイアになるんじゃないかな、と思っていたので走り出せたことでレグ6(最終日)はゴールしたようなものでした」と走行をふり返る。

「今日(最終日)は順位以前に、急がなくていいや、とにかく完走しないと(哀川)翔さんに顔向けできないなと。自走で完走できるチャンスをいただいたので、淡々と走ることができましたね」

「最後まで攻める姿勢も大事な時があるでしょうけど、これがラリーかなと感じることができました。まず今年は完走、(その上で)来年はどうするかを考えることができるんじゃないかな」

■ドリフト競技とラリー競技の違いは「いっぱいありすぎてわからないくらい」


関連のニュース