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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2019.09.14 11:31
更新日: 2019.09.14 11:32

WRC:トヨタ、トルコ2日目はベストタイム刻むも総合順位で苦戦。マキネン「簡単な1日ではなかった」

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ラリー/WRC | WRC:トヨタ、トルコ2日目はベストタイム刻むも総合順位で苦戦。マキネン「簡単な1日ではなかった」

 9月13日に行なわれた2019年WRC世界ラリー選手権第11戦トルコの競技2日目。2018年のラリー・トルコ覇者であるTOYOTA GAZOO Racing WRT陣営は、この日行われた6SSのうち3SSでトップタイムを刻んだものの、総合順位では苦戦を強いられ、クリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)の総合7番手が最上位となった。

 シリーズでもっとも過酷なコンディションで争われるラリー・トルコ、競技2日目はサービスパークが置かれるマルマリス周辺や北東エリアを中心にSS2〜7までの6SSが行われた。6SS合計距離は159.14kmと今大会最長距離で争う1日となっている。

 ポイントリーダーとして今大会に挑み、この日は先頭走者として路面の“清掃役”を強いられたオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)は、不利な状況のなか粘りの走りでSS5終了時点で首位と25.3秒差の総合5番手につけていた。

 しかし、続くSS6走行中に右フロントタイヤがリムから外れるアクシデントがあり、1分以上のタイムを失ってしまい、首位と1分37秒4差の総合8番手まで後退した。

ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)

 チームメイトのヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)は、SS2でトップタイムを刻んで総合首位へ。続くSS3では遅れを取り、総合5番手まで後退したが、SS4では反撃し総合3番手までポジションを押し上げる。

 サービスを挟んで迎えた午後のSS5では右フロントタイヤにトラブルが出てしまい総合8番手まで後退すると、続くSS6は激しい雨が降った影響で摩耗したタイヤからグリップを引き出せず、さらにポジションをひとつ落として総合8番手となった。

 残るミークはSS5でトップタイムを記録してパフォーマンスを発揮。雨が降ったSS6ではタイムを失ったものの、トヨタ勢最上位の総合7番手で走行を終えている。

■パンクに見舞われたタナク「このラリーでパンクはくじ引きのようなもの。今日はついていなかった」


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