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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2016.10.03 17:53
更新日: 2016.10.04 10:15

世界ラリークロス:“ルーキー”のローブ、正確無比のドライビングで初優勝

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ラリー/WRC | 世界ラリークロス:“ルーキー”のローブ、正確無比のドライビングで初優勝

 残り3戦となったFIA世界ラリークロス選手権の第10戦がラトビアの首都リガの中心部からほど近い、ホロコースト記念碑の立つビケルニエキ国際スポーツベースを舞台に開催され、今季からシリーズにフル参戦する“9タイムスWRCチャンピオン”のセバスチャン・ローブが、自身初となる世界ラリークロス選手権ファイナル勝利を挙げた。

初開催のラトビア戦を前に、タイトルコンテンダーたちが撮影に応じた
初開催のラトビア戦を前に、タイトルコンテンダーたちが撮影に応じた

 10月1日に行われた予選ヒートでは、各車ともに初開催となる60パーセントのターマック、40パーセントグラベルのコースで路面ミューの低さに苦しみ、マシンのコントロールやポジショニングが最大の焦点に。

「これで実質的に、僕の今季は終了してしまったかもしれない」と、失意のペター
「これで実質的に、僕の今季は終了してしまったかもしれない」と、失意のペター

 そんななか、Q2セッションで選手権ライバルでもあるマティアス・エクストロームとのサイド・バイ・サイドでコース外に弾かれ、ポジションを落としていた王者ペター・ソルベルグが、報復行為とばかりにエクストロームのアウディA1に追突。競技委員会から失格の裁定が下されるという波乱の展開となる。

 翌日、豪雨となったQ3でもペターのDS3 RXはフロントガラスが曇るというまさかのトラブルでクラッシュ、そしてQ4でも8番手タイムに終わり、セミファイナルの進出を逃すという、3連覇への希望が遠のく状況に追い込まれてしまった。

ファイナルに近づくにつれ、コースはダンプからヘビーウエットへ悪化
ファイナルに近づくにつれ、コースはダンプからヘビーウエットへ悪化


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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