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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2016.10.03 12:02
更新日: 2016.10.03 12:19

WRC第10戦:オジエ、ツール・ド・コルス初制覇もタイトル確定はならず

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ラリー/WRC | WRC第10戦:オジエ、ツール・ド・コルス初制覇もタイトル確定はならず

 世界ラリー選手権(WRC)第10戦ツール・ド・コルスは2日、SS9~10が行われ、初日からトップを快走したセバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が優勝。しかし、ボーナスポイントが獲得できるパワーステージで3位に終わったため、今大会でのタイトル獲得はならなかった。

 現地30日に行われたSS1でトップに立ったオジエは、SS2を終えた段階で15秒近いギャップを構築。その後、総合2番手につけていたクリス・ミーク(シトロエンDS3 WRC)にパンクがあったことで、初日終了時点で44秒もの大量リードを獲得した。

WRC第10戦ツール・ド・コルス セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)
WRC第10戦ツール・ド・コルス セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)

 その後、オジエは「パンクの可能性を考慮してペースを抑えた」としながらも、トップを快走。今大会最長のSS9を走り終えた時点でも総合首位に立ち、パワーステージのSS10でトップを獲得すれば、母国ラウンドでのタイトル連覇を決められる状況へと持ち込んだ。

WRC第10戦ツール・ド・コルス クリス・ミーク(シトロエンDS3 WRC)
WRC第10戦ツール・ド・コルス クリス・ミーク(シトロエンDS3 WRC)

 しかし、そのSS10では初日にパンク、1日のSS6では木にヒットしてデイリタイアしていたミークが奮起。オジエを1.6秒上回ってステージ勝利を奪い、ツール・ド・コルスでのタイトル確定を防いだ。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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