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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2019.10.03 13:08
更新日: 2019.10.03 17:41

初のシリーズチャンピオン狙うトヨタのタナク「自分たちの仕事をやり遂げなくては」/2019WRC第12戦ラリーGB事前コメント

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ラリー/WRC | 初のシリーズチャンピオン狙うトヨタのタナク「自分たちの仕事をやり遂げなくては」/2019WRC第12戦ラリーGB事前コメント

 10月3~6日に行われるWRC世界ラリー選手権第12戦ラリーGBに向けて、参戦するドライバーたちからコメントが発表されている。

 ラリーGBはイギリス・ウェールズの森林地帯や丘陵地帯を舞台に争われるグラベル(未舗装路)イベントだ。

 イベントは1934年に開催されたロイヤル・オートモービル・クラブ・ラリーが発祥。1960年ごろには現在のような森林地帯をベースとしたイベントに形を変え、2000年にはイングランド、スコットランド、ウェールズを回る形から、ウェールズでの単独開催へと変化を遂げだ。

ラリーGBが行われるウェールズは、この時期雨が降りやすく路面もぬかるみやすい
ラリーGBが行われるウェールズは、この時期雨が降りやすく路面もぬかるみやすい

 ラリーGBはドライバーから「ラリーのすべてがある」とのコメントが出るほど、さまざまなコンディションに直面するイベントでもある。基本はグラベルを舞台とした1戦だが、秋に突入したウェールズは雨が降りやすく、降雨があれば路面は泥状にぬかるんでしまう。

2018年に行われたラリーGBはウエットコンディションのなかでも争われた
2018年に行われたラリーGBはウエットコンディションのなかでも争われた

 泥状に変化した路面は雨量によってグリップレベルが変わるため、ドライバーが路面コンディションを読み取るのが難しくなる。加えて霧やひょうが襲うこともあり、ドライバーやマシンは、こういったコンディションとも対峙することになる。

 そして夜の闇も試練だ。競技途中には現地時間19時過ぎにスタートが切られるステージがあり、各ドライバーはライトで前を照らしながら夜のステージをかけぬけることになる。

 ラリーは10月3日(木)の現地8時ごろ(日本時間16時ごろ)に競技開幕前最後の走行チャンスとなるシェイクダウンが行われ、同日19時8分(日本時間翌4日3時8分)にSS1が行われて開幕を迎える。

 競技2日目の4日(金)はSS2~10までの9SSが、3日目の5日(土)はSS11~17までの7SSが行われる。このうち、各日のSS9~10、SS17はいずれも現地18時過ぎにスタートが切られる。

 競技最終日の6日(日)はS18~22の5SSで争われる。ステージ上位5名にボーナスポイントが与えられるパワーステージのSS22は現地12時18分(日本時間20時18分)スタートだ。

ラリーGBに持ち込まれたフォード・フィエスタWRC
ラリーGBに持ち込まれたフォード・フィエスタWRC

 WRCの最上位クラスを戦う4チームはシトロエンを除く3チームが3台体制を構築。Mスポーツ・フォードからは8月の第9戦フィンランド以降、怪我で欠場を余儀なくされたエルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)がひさしぶりの実戦復帰を果たし、テーム・スニネン、ポンタス・ティデマンドとトリオを形成する。

 ドライバーをローテーションさせながらシリーズを戦っているヒュンダイは、ティエリー・ヌービル、アンドレアス・ミケルセンにクレイグ・ブリーンを加えた3名にヒュンダイi20クーペWRCを託す。

 そのほか下位クラスではマッズ・オストベルグ(シトロエンC3 R5)、ヘイデン・パッドン(フォード・フィエスタR5)がWRC2プロを、ペター・ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)とオリバー・ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)、勝田貴元(フォード・フィエスタR5)が、WRC2を戦う。

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