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ラリー/WRC ニュース [PR]

投稿日: 2019.10.25 07:26
更新日: 2019.10.26 09:15

国内ラリー初登場の“Mikawako”はラリー初観戦や家族連れに最適【セントラル・ラリー愛知/岐阜観戦情報】

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ラリー/WRC | 国内ラリー初登場の“Mikawako”はラリー初観戦や家族連れに最適【セントラル・ラリー愛知/岐阜観戦情報】

 11月7~10日に開催される『Central Rally Aichi/Gifu 2019(セントラル・ラリー愛知/岐阜2019)』。2020年11月の開催が決定したWRC世界ラリー選手権第14戦『ラリー・ジャパン』のリハーサルを兼ねたイベントでもあるため、観戦を考えている人も多いはず。そこで公式サイトから購入できる観戦スポットをひとつずつピックアップして、その見どころを紹介していこう。

 愛知県の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)を中心に、隣接する岐阜県も交えて開催されるセントラル・ラリー愛知/岐阜。今年が初開催となるイベントだが、2020年に復活するラリー・ジャパンのリハーサルも兼ねる重要な意味を持つイベントだ。

 大会の公式エントリーはまだアナウンスされていないものの、WRC世界ラリー選手権最上位クラス参戦を目指して経験を積んでいる勝田貴元が現行WRカーのトヨタ・ヤリスWRCで参戦することが決定済み。最新WRカーが国内ラリー競技に参戦するのは、これが初めてとなる。

 また新井敏弘や新井大輝といったJRC全日本ラリー選手権のトップドライバーや、俳優でありラリードライバーとしても活躍する哀川翔、コドライバーとしてラリーに参戦しているSKE48卒業生の梅本まどかのエントリーなども噂されている。

 そのほか、2019年限りで世界選手権レベルのモータースポーツ活動からは身を引くことを表明しているペター・ソルベルグと、その息子で現役ラリードライバーのオリバー・ソルベルグも来日し、トークイベントやデモランなどに参加する予定。ラリー・ジャパンを見据え、現役WRCドライバーも視察に訪れる可能性もあるという。

 そんなセントラル・ラリー愛知/岐阜2019の観戦チケットは公式ホームページで販売中。公式ホームページでは、サービスパーク/SS10~11開催地となるモリコロパーク、SS2/6の“mikawako”、SS8/13の“inabu”、SS9/14の“shitara”の計4エリアの観戦チケットを購入できる。

 今回は、そのなかからSS2/6の“Mikawako”をピックアップし、見どころなどを紹介しよう。

セントラル・ラリー愛知/岐阜2019でSS2/6が行われる予定の“Mikawako”。赤いラインが走行ルート、黄色いラインが観戦エリアだ
セントラル・ラリー愛知/岐阜2019でSS2/6が行われる予定の“Mikawako”。赤いラインが走行ルート、黄色いラインが観戦エリアだ

 この“Mikawako”は、その名のとおり、愛知県豊田市にある三河湖畔近郊を舞台に行われる全長14.9kmのステージ。民宿や集落を抜け、林道を走り抜ける構成で、主催者側によれば、これまで国内ラリー選手権などでも使われたことのないルートだという。

 10月25日時点では11月9日(土)の9時31分からSS2として、15時3分からSS6としての走行が予定されている。

 観戦エリアはSS近くにある観光施設『香恋の館』の駐車場や周辺の農道に設置される予定。マシンが走行するルートと観戦エリアはやや距離が離れているが、民家の横や田園風景のなかをラリーカーが駆け抜ける様子は、このステージでしか見られない日本らしい光景になるだろう。

 観戦スポットへはシャトルバスのほか、近隣駐車場から徒歩でも行けるので、アクセスは良好。観戦スポットも舗装された箇所が多いほか、香恋の館には軽食メニューやお土産もある。地元有志による出店も計画されているといい、ラリー観戦初心者や家族連れには最適な観戦スポットと言えそうだ。

“Mikawako”の観戦チケットは2000円で発売中。セントラル・ラリー愛知/岐阜の公式ホームページ内販売ページから購入することができる。なお、主催者側は「移動時間等を考えますと1日に1ヵ所の観戦ポイントしか訪問できません」とアナウンスしているので、“Mikawako”と同日開催となるSS3/4の“Okazaki”での観戦を考えている方はご注意を。


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