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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2019.10.27 16:34
更新日: 2019.10.27 20:37

チャンピオン獲得がかかるタナク「いいリズムをつかめず限界まで攻め切れなかった」/2019WRC第13戦スペイン デイ2後コメント

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ラリー/WRC | チャンピオン獲得がかかるタナク「いいリズムをつかめず限界まで攻め切れなかった」/2019WRC第13戦スペイン デイ2後コメント

 2019年のWRC世界ラリー選手権第13戦スペイン(ラリー・エスパーニャ)は10月26日、SS7~13が行われ、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)が総合首位に浮上、総合2番手にダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)、総合3番手にオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)が続いた。

■トヨタ

●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合3番手

「今日の展開には満足している。今朝は苦戦し、まったくいいリズムを掴めなかった。クルマのフィーリングはとてもよかったが、限界まで攻め切れなかった。このようなプレッシャーがかかる状況に、慣れていないことも理由のひとつだったかもしれない」

「しかし午後は気持ちをリセットし、リズムを改善することができた。明日も難しいステージがあり、長い1日だから、この重要な仕事を最後までやり遂げなければならない」

●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合5番手

ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)

「全体的にはいい1日だった。路面がグラベルからターマックに変わったことで、朝最初のステージではブレーキのフィーリングに少し戸惑った」

「しかし、2本目のステージ以降はクルマにいいフィーリングを感じることができた。午後のセクションではとてもいいスタートを切れたが、アル・ムンメイのコーナーでワイドに膨らみ、何かに当たってステアリングアームを破損し、少しタイムを失った」

「それでも、ポジティブな1日だったといえるだろうね。明日は上位のライバルにプレッシャーをかけ、できるだけ多くのポイントを獲得したいと思う」

●クリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2リタイア

「このラリーではグラベルからターマックに移行する際、クルマのフィーリングがどのように変わるのか、いつも悩む。しかし今朝は走りのリズムがとてもよく、クルマは素晴らしいフィーリングだった」

「2本目のステージを走り始めてすぐ、先がきつくなっている高速の左コーナーに向けて減速したんだ。熟知しているコーナーだったが、突然後輪がロックして旋回に入れなかった。クルマのリヤがバリアに当たり、止まるしかなかったよ」

「とてもフラストレーションが溜まった。マニュファクチャラー選手権を戦うライバルとの間に割って入らなくてはならず、それができるだけのスピードはあったはずなのに、小さなミスで大きな代償を払うことになってしまった」


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