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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2019.11.01 17:54
更新日: 2019.11.04 20:34

山岳ステージの“Shitara”はヤリスWRCのジャンプに期待【セントラル・ラリー愛知/岐阜観戦情報】

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ラリー/WRC | 山岳ステージの“Shitara”はヤリスWRCのジャンプに期待【セントラル・ラリー愛知/岐阜観戦情報】

 11月7~10日に開催される『Central Rally Aichi/Gifu 2019(セントラル・ラリー愛知/岐阜2019)』。2020年11月の開催が決定したWRC世界ラリー選手権第14戦『ラリー・ジャパン』のリハーサルを兼ねたイベントでもあるため、観戦を考えている人も多いはず。そこで公式サイトから購入できる観戦スポットをひとつずつピックアップして、その見どころを紹介していこう。

 愛知県の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)を中心に、隣接する岐阜県も交えて開催されるセントラル・ラリー愛知/岐阜。今年が初開催となるイベントだが、2020年に復活するラリー・ジャパンのリハーサルも兼ねる重要な意味を持つイベントだ。

 先日発表されたエントリーリストには全クラス合計で35台が名を連ねており、勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC)のほか、新井大輝(シトロエンC3 R5)、新井敏弘(スバルWRX STI)、勝田範彦(スバルWRX STI)、哀川翔(トヨタ・ヴィッツ)といったドライバーたちが参戦を予定している。

 そのほか、2019年限りで世界選手権レベルのモータースポーツ活動からは身を引くことを表明しているペター・ソルベルグと、その息子で現役ラリードライバーのオリバー・ソルベルグも来日し、トークイベントやデモランなどに参加する予定。ラリー・ジャパンを見据え、現役WRCドライバーも視察に訪れる可能性もあるという。

 そんなセントラル・ラリー愛知/岐阜2019の観戦チケットは公式ホームページで販売中。公式ホームページでは、サービスパーク/SS10~11開催地となるモリコロパーク、SS2/6の“mikawako”、SS9/14の“Shitara”の計3エリアの観戦チケットを購入できる。SS8/13の“inabu”も販売されていたが、こちらは完売となってしまった。

 今回は、そのなかから、SS9/14の“Shitara”をピックアップし、見どころなどを紹介しよう。

 この“Shitara”は全長14.51kmのステージで愛知県にある面ノ木園地周辺を抜ける山岳ステージだ。観戦スポットは自然園地として整備されている面ノ木園地周辺に設けられる。
“Shitara”の観戦スポットはちょうどステージがアップヒルセクションからダウンヒルセクションへ切り替わるポイントに設けられるとのことで、コンディションにもよるがヤリスWRCなどのハイスピードマシンはジャンプを披露するかもしれない。ラリーらしい迫力ある走りが見られるステージとなりそうだ。

 ここでラリーを観戦する場合、夏焼グラウンドに設けられる専用臨時駐車場から運行されるシャトルバスで移動する必要がある。自家用車で直接観戦スポットへ行くことはできないので注意が必要だ。夏焼グラウンドから観戦スポットまでは30分ほどという。

 観戦スポットとなる面ノ木園地は標高1240メートル付近にあるので、寒さ対策はお忘れなく。峠にあるスポットなので履き慣れた歩きやすい靴で向かったほうがいいだろう。残念ながら出店などは用意されないとのことなので、お菓子などの軽食や飲み物、ゴミ袋なども用意したほうがよさそうだ。

 なおSS9終了後、SS14として再走されるまでの間は、観戦ポイントにほど近い道の駅どんぐりの里いなぶへの無料シャトルバスも運行される。道の駅には飲食施設や温泉施設などがあるとのことなので、ここで食事やお土産を購入することもできるだろう。

“Shitara”の観戦チケットは2000円で発売中。セントラル・ラリー愛知/岐阜の公式ホームページ内販売ページから購入することができる。なお、主催者側は「移動時間等を考えますと1日に1ヵ所の観戦ポイントしか訪問できません」とアナウンスしているので、観戦を考えている方はご注意を。


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