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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2019.12.23 16:13

電動SUVシリーズ『エクストリームE』、開催初年度となる2021年開催スケジュール発表

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ラリー/WRC | 電動SUVシリーズ『エクストリームE』、開催初年度となる2021年開催スケジュール発表

 地球上のあらゆる自然環境を舞台に、電動オフロードSUVを使用して争われる『Extreme E(エクストリームE)』の開幕初年度となる2021年シーズン開催スケジュールが発表された。シリーズ創設初年度はすでに公表済みの5カ国を回るスケジュールとなる。

 12月17日に発表されたシーズン1のカレンダーには、過去数カ月にわたって個別に発表されてきた、Arctic(北極圏)、Glacier(氷河)、RainForest(熱帯雨林)、Desert(砂漠)、そしてOcean(海洋)に対応する5つの開催地が名を連ねており、その各開催日程が初めて公になった。

 シリーズは2021年1月22~24日に、セネガル・ラックローズ近郊を舞台にOcean(海洋)ラウンドが行われて幕を明ける。その後、同選手権の“フローティング・パドック”として活用される元貨客船のセントヘレナ号は中東へと向かい、3月4~6日に第2戦としてサウジアラビア北西部、アル・ウラ地方のシャラーンでDesert(砂漠)ラウンドが開催される。

 続いてネパールのカリガンダキ渓谷では、Glacier(氷河)ラウンドが5月6~8日に争われ、8月27~29日にシリーズ最初の開催候補地としてアナウンスされたグリーンランド、カンゲルルススアークでArctic(北極圏)ラウンドが開催される。グリーンランドを舞台に本格的モータースポーツイベントが開催されるのは、このエクストリームEが初めてだ。

 そしてシーズンは10月29~31日に初年度最終戦を迎え、ブラジルのアマゾン地域サンタレン近郊でのRainForest(熱帯雨林)ラウンドが行われてフィナーレとなる。

 このカレンダー発表に際し、シリーズCEO兼創設者のアレハンドロ・アガグは「最初のカレンダーを完成させることは、どんなチャンピオンシップにとっても素晴らしい瞬間だ。そして我々もついに、今日この時を迎えることができた」と、喜びを語った。

南太平洋セントヘレナ島への貨客船として運行されていたRMS St Helena(セントヘレナ号)が、シリーズの“フローティングパドック”となる
開催地第1弾としてアナウンスされたグリーンランド。同国での本格的モータースポーツイベントは初開催となる


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