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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2020.01.09 20:41
更新日: 2020.01.09 20:42

WRC:Mスポーツ・フォードが90年代インスパイアの2020年カラー公開。カストロールとの関係も強化

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ラリー/WRC | WRC:Mスポーツ・フォードが90年代インスパイアの2020年カラー公開。カストロールとの関係も強化

 2020年のWRC世界ラリー選手権に参戦するMスポーツ・フォードが2020年カラーリングを発表した。デザインはグラフィックデザイナーのフィル・ディクソン氏が担当し、これまでのブルーベースから一転、ホワイトを基調としたものに生まれ変わった。

 引き続きフォード・フィエスタWRCを投入するMスポーツは、テーム・スニネンと元シトロエンのエサペッカ・ラッピをレギュラーとし、シリーズ数戦で若手ガス・グリーンスミスを起用しながら2020年のWRCを戦う。

 チームが使用するフィエスタWRCのカラーリングについては、ここ数年はブルーを基調としたものが採用されていたが、2020年に向けてはホワイトを中心にブルーやグリーンも使われた爽やかな印象を与えるものとなった。

 デザインを担当したのはイングランド・カンブリア出身のディクソン氏。1990年代前半から中盤のデザインにインスピレーションを得たといい、“モダン・レトロ”をテーマとしたデザインに仕上げたという。

「まず最初にインスピレーションを与えてくれたのはフランソワ・デルクールが1995年にドライブしたフォード・エスコートRSコスワースだった」とデザインを担当したディクソン。

「ホワイトカラーのクルマはつねに人気のあるものだし、2020年はカストロールからのサポートが拡大したこともあり、そのカラーデザインも活用することにした」

「マシン全体のデザインは1990年代中盤までのものを意識したものにした。当時のデザインは現代にも活きているものが多く、それを活かしながら新しい何かを作り出したいと思っていた」

 チームは引き続きフォードの支援を受けるほか、カストロールからのサポートも拡大。そのほかミシュランやスパルコ、OZレーシング、NGKなどからもスポンサードを受け、マシンには各社のロゴが掲げられる。

 このうちスパルコについてはパートナーシップを2年延長したことを合わせて発表された。2020年に各ドライバー、コドライバーが使用するシートについてもスパルコとともに作成が進められているとのことだ。

 チームプリンシパルのリチャード・ミルナーは「フィルは本当に才能ある人間で、年々彼のデザインに惹かれる人が増えているのもうなずける」とコメントしている。

「2020年のカラーリングについては、ノスタルジーを感じさせながら現代的かつ独創的でもある。私もすっかり虜になってしまったよ」

「引き続き、フォードと緊密な関係を築けていることをうれしく思うし、カストロールとの関係を強化できたことも喜ばしいことだ。もちろん、そのほか多くのパートナーとの関係も誇るべきものだし、彼らのロゴも組み合わさってこそのデザインでもある」

「2020年シーズン、多くの人々が森林のなかやサービスパークで、このデザインに心奪われるだろうね」

2020年のWRCにMスポーツ・フォードが投入するフィエスタWRC
2020年のWRCにMスポーツ・フォードが投入するフィエスタWRC
2020年のWRCにMスポーツ・フォードが投入するフィエスタWRC
2020年のWRCにMスポーツ・フォードが投入するフィエスタWRC
2020年のWRCにMスポーツ・フォードが投入するフィエスタWRC
2020年のWRCにMスポーツ・フォードが投入するフィエスタWRC
2020年のWRCにMスポーツ・フォードが投入するフィエスタWRC
2020年のWRCにMスポーツ・フォードが投入するフィエスタWRC
マシンにはスパルコのロゴも掲げられる
マシンにはスパルコのロゴも掲げられる
関係強化となったカストロールのロゴはマシンサイドやリヤウイング横にも掲出
関係強化となったカストロールのロゴはマシンサイドやリヤウイング横にも掲出


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