3月12～15日の日程で開催されている2020年のWRC世界ラリー選手権第3戦メキシコのスケジュール変更が発表され、現地14日の19時26分（日本時間15日10時26分）にスタートするSS21を最終SSとすることが発表された。
これは世界的に流行している新型コロナウイルス（COVID-19）の状況を受け、メキシコから一部の国へ渡航制限が課されることを受けて決められたもの。渡航制限が課される国のなかにはチーム関係者や観戦に訪れているファンが住む国も含まれており、彼らが無事に出国できるようにラリー・メキシコのオーガナイザーが要請したもの。これをFIAやWRCプロモーター、参戦各メーカーが受け入れた形となる。
この結果、当初の競技最終日である現地15日（日）に予定されていたSS22～24の3SSはすべてキャンセルとなり、14日のSS21が最終SSとなる。なお、すでに大会は当初予定の75％を消化しているため、ランキングポイントはフルポイントが与えられる。
