TOYOTA GAZOO Racingは18日、2017年の世界ラリー選手権(WRC)でユホ・ハンニネンを起用すると発表した。コドライバーはカイ・リンドストロームが務める。
今年35歳を迎えたハンニネンは2010年にインターコンチネンタル・ラリーチャレンジでタイトルを獲得すると、翌11年にはスーパー2000世界ラリー選手権、12年にはヨーロッパラリー選手権でもタイトルを手にした。
13年~14年シーズンはラリー・スウェーデンやラリー・ポーランドなど、WRCに計43回出場。3度のステージ優勝を飾っており、ラリー界の最高峰でも経験豊富なドライバーだ。
そんなハンニネンは、今年初めにトヨタ・ヤリスWRCの開発プログラムに合流。春にはテストドライバーとしての役割も務めている。
トヨタはハンニネンがチームの理念である『もっといいクルマづくり』を十分理解しており、ともにWRC復帰初年度を戦うドライバーとして適任と判断。ドライバーとしての契約を結んだという。
なお、チームとハンニネンの契約は1年限りとのことだが、チームの判断により延長も可能とされている。
「まさに夢が実現した」とハンニネン。
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