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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2020.04.10 13:12

WRC:セバスチャン・ローブがトランポリンデビューも「娘のほうが上手」シリーズ再開に向けたコメントも

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ラリー/WRC | WRC:セバスチャン・ローブがトランポリンデビューも「娘のほうが上手」シリーズ再開に向けたコメントも

 2020年のWRC世界ラリー選手権にヒュンダイから参戦しているセバスチャン・ローブは、外出自粛中の過ごし方についてコメント。自宅の庭にトランポリンを設置し、娘と遊んでいるというエピソードを明かした、また「できるだけ早くラリーが再開し、またマシンをドライブできればと思っているが、それはみんながルールに従い、自宅で安全に過ごしてくれるかどうかにかかっている」とも述べている。

 これは新型コロナウイルス(COVID-19)の影響でWRCの開催延期が続くなか、ローブを起用するヒュンダイ・モータースポーツが展開を始めた“ホームシェイクダウン”と呼ばれるQ&Aコンテンツで明かされたもの。

 WRCで9年連続のワールドチャンピオンに輝いた経験を持つローブは2019年からヒュンダイ陣営のひとりとしてWRCにスポット参戦しており、2020年は1月の第1戦モンテカルロに出場。ヒュンダイi20クーペWRCを駆り、総合6位に入っている。

 新型コロナウイルスの影響で外出制限などが続くなか、ローブは「スイスの家にいる。この難しい時期に、他の人たちと同じようにできるだけ家にいるようにしているよ。私は非常に幸運だと思う。森の近くの家に住んでいて、庭もあるからね」と述べている。

「時々、午前中にサイクリングをしている。それに庭に置くためにトランポリンを買って組み立てたんだ。組立作業はひと仕事だったが、その上でジャンプするのは楽しいんだよ。今では娘のほうが上手だけどね」

「今は、この状況を受け入れなければいけない。ルールを尊重し、ウイルスの蔓延を抑えるために自分の役割を果たさなくてはね。もちろん簡単なことではないが、対処しているよ。映画を見たり、プレイステーションで遊んだりしてね。モノポリーのようなボードゲームもするよ。家族と一緒の時間を過ごして、状況が改善されるのを待っている」

 トランポリンのテクニックでは娘に負けているというローブだが、自身の公式Instagramには宙返りなどを決めるようすが投稿されている。

 またローブは新型コロナウイルスの脅威が収まり、ラリーが再開されることを待ち望んでいるとも述べている。

「モンテカルロ以来ヒュンダイi20クーペWRCをドライブしていない。またステアリングを握るのが待ちきれないよ。それがラリーだろうがテストだろうがね」とローブ。

「その瞬間が訪れることを楽しみにしている。チームとして、ともに作業をしたことを私たち全員が懐かしく思うのは自然なことだ。でも今一番重要なのは、今を安全に過ごすことだ」

「ファンと同じように私たちもラリーがなくて寂しい思いをしている。できるだけ早く再開してまた戦えることを願っているが、それははみんながルールに従って、自宅で安全に過ごしてくれるかどうかにかかっている。このウイルスに対して私たち全員が同じように戦えば、私たちは早く日常を取り戻せるだろう」


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