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投稿日: 2020.06.15 18:03
更新日: 2020.06.16 17:07

WRC:トヨタ、2021年の新型ラリーカー投入を見送り。チームはテストで活動再開


ラリー/WRC | WRC:トヨタ、2021年の新型ラリーカー投入を見送り。チームはテストで活動再開

 GRヤリスをベースとした新型WRカーの開発を進めていたTOYOTA GAZOO Racing WRTが、2021年シーズンへの新車投入を見送った。

 トヨタが開発を進めている新型WRカーは2020年夏ごろ発売予定の新型スポーツカー、GRヤリスをベースとしたもので、当初は2021年シーズンのWRC世界ラリー選手権に投入される予定だった。

 WRCでは2022年にハイブリッドシステム導入を軸とする新たな車両規則が導入されるため、仮に新型WRカーが2021年に投入されても、わずか1シーズンで世代交代を強いられる状況だったにも関わらず、チームは精力的に開発を進めていた。

 2月初旬には、カモフラージュカラーをまとった新型WRカーがフィンランド国内で雪上テストをこなす様子なども公式SNSで公開されていたが、TOYOTA GAZOO Racingは6月15日、公式Twitterを通じて、2021年も現行のトヨタ・ヤリスWRCで参戦する旨を明らかにした。

 海外メディアによれは、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で、開発にかかわるスタッフの作業体制や車両製作に必要な部品供給の状態が不安定であることなどから、2021年の投入が見送られたようだ。

 ラリー専門サイト『DirtFish』は、ある情報筋が「2021年型WRカーの開発スタッフをファクトリーに招集できなかったことも(開発中止を決めた)要因だが、それだけではない」と語ったと報じている。

「部品を供給するサプライヤーがいつ従来どおりの安定供給を再開できるか見通せなかったことも要因だ。今はあらゆるものが混乱状態にあり、開発にもその影響が及んでいる」

 この結果、チームは2021年も現行のヤリスWRCで参戦を続けるべく改良を続けながら、並行して2022年に向けたハイブリッド搭載WRカーの開発も進めることになる。


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