7月13日、WRC世界ラリー選手権に参戦しているMスポーツ・フォードは今年10月、サンマリノで開催される『ラリー・レジェンド』にタイヤメーカーのミシュランとともに参加すると発表した。
サンマリノを拠点に行われるこのイベントは、ラリー界でもっとも有名なフェスティバルのひとつ。出場車に応じたさまざまなクラスが設定されており、WRCの歴史を彩ってきた往年の名車など、多くの刺激的なラリーカーが登場することで知られる。
2019年はヒュンダイi20クーペWRCをドライブしたティエリー・ヌービルが優勝を飾ったこのラリー・レジェンドに、イギリスの名門プライベーターチームは最新のフォード・フィエスタWRCを持ち込むとアナウンス。
また、そのプログラム・パートナーとして2017年以降、合計3つの世界選手権タイトルをともに獲得したミシュランの協力・サポートを受けることをあわせて明らかにしている。なお、エサペッカ・ラッピとテーム・スニネンのどちらのドライバーがフィエスタWRCのステアリングを握るのかは後日、改めて発表される予定だ。
「フォード・フィエスタWRCは、我が社のもっとも特別で成功したクルマのひとつであり、私たちが成し遂げたことは非常に長い間記憶に残るだろう」と語るのはMスポーツ・フォードのリチャード・ミルナー代表。
「しかし、いずれもパートナーの支援なくしてそれは実現しなかった。ミシュランのように高く評価され尊敬されているパートナーと一緒に、権威あるラリー・レジェンドの場でクルマを披露することができて光栄に思う」
