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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2020.07.31 17:17

WorldRX:ホンダ・シビッククーペが世界選手権へ。前年度勝者が開幕戦に出場

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ラリー/WRC | WorldRX:ホンダ・シビッククーペが世界選手権へ。前年度勝者が開幕戦に出場

 8月22〜23日の週末にスウェーデンの“聖地”ホーリエスで開幕を迎える予定の2020年WorldRX世界ラリー選手権シーズンに向け、同国出身で前年度勝者セバスチャン・エリクソンの復帰参戦が決定。昨季のフォード・フィエスタではなく、長年ともに戦って来たオルスバーグMSEが所有する『ホンダ・シビッククーペ RXスーパーカー』を投入することも明かされた。

 現在27歳となったエリクソンは、2019年のここスウェーデン・ホーリエス戦でワイルドカード枠からのエントリーを果たし、オルスバーグMSEのフォード・フィエスタST RXスーパーカーEVO.4をドライブし、並居るレギュラー勢を抑えて見事に勝利を飾っている。

 そのエリクソンは、チーム代表を務めるアンドレアス・エリクソンの子息であるケビン&オリバーの兄弟らと、かつて北米を中心に展開されていたGRCグローバル・ラリークロスにも参戦。2016年からの2シーズンはHonda Red Bull Olsbergs MSEのエントリー名で、このホンダ・シビッククーペ RXスーパーカーをドライブしていた。

「昨年はすべての流れがホーリエスでの成功を指しているような気がしていた。それは僕自身がどのイベントよりも勝ちたいと願っていたレースでもあったし、世界選手権での初勝利というキャリア最大の結果でもあったからね」と語ったエリクソン。

 前年度の勝者として同一イベント連勝の記録達成を狙う2020年は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、週末が“ダブルヘッダー”のフォーマットを採用することから、フィエスタからシビッククーペへのスイッチと合わせて「楽しみが2倍になるかもしれないね」と、意気込みを語った。

2019年、ワイルドカード枠で参戦した自身唯一のWorldRXイベントで勝利を飾ったセバスチャン・エリクソン
2019年、ワイルドカード枠で参戦した自身唯一のWorldRXイベントで勝利を飾ったセバスチャン・エリクソン
前年度の勝者として地元戦で同一イベント連勝の記録達成を狙う2020年は、フォード・フィエスタST RXスーパーカーEVO.4から『ホンダ・シビッククーペ RXスーパーカー』にスイッチする
前年度の勝者として地元戦で同一イベント連勝の記録達成を狙う2020年は、フォード・フィエスタST RXスーパーカーEVO.4から『ホンダ・シビッククーペ RXスーパーカー』にスイッチする


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