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投稿日: 2020.08.14 12:26
更新日: 2020.08.14 12:32

WorldRX:電動部門に向けた新ステップアップ選手権『FIA eRX2 Championship』が始動


ラリー/WRC | WorldRX:電動部門に向けた新ステップアップ選手権『FIA eRX2 Championship』が始動

 2021年のWorldRX世界ラリークロス選手権のサポートカテゴリーとして、シリーズの“ステップアップラダー”を担う新たな電動選手権『FIA eRX2 Championship』が正式に発足。スペインのEV専門企業のQEVテクノロジーズ、ラリークロス界の名門コンストラクターであるオルスバーグMSE、そして現在はRX2シリーズの運営に携わるRXプロモーションが合弁会社を立ち上げ、シリーズ運営とプロモートをWorldRX同様のIMGが担当することが発表された。

 昨年10月に競争入札を終えて電動パワートレインのサプライヤーが決定していたこの新EVワンメイク・シリーズは、前身となるRXライツと同様に電動ラリークロスの最高峰となる『Projekt E(プロジェクトE)』へのステップアップや、文字どおりの世界最高峰クラスであるWorldRXスーパーカーのドライブを目指す、若いドライバーたちの育成カテゴリーとして創設される。

 この育成分野の電動化に向けパワートレインを供給するQEVテクノロジーズは、2014/15年シーズンに初のフォーミュラE選手権タイトルを獲得したネルソン・ピケJr.擁するNEXTEVチームの技術サポートを担当しており、直近では2021年開幕の電動オフロード選手権『Extreme E(エクストリームE)』への参戦を計画するなど、電動パワートレインの設計と製造、充電インフラストラクチャーの設置まで、電気自動車分野で成功した歴史を誇っている。

 このeRX2シリーズでは“アライブ&ドライブ”のコンセプトが採用され、250kW(335bhp)を発生するモーターと32kWhバッテリーを採用する共通パワートレインを、この9カ月で開発された専用スペースフレームシャシーに搭載する。

RX2 InternationalやRX Litesとして開催されている内燃機関ワンメイク車両は、Olsbergs MSEが供給を手掛けてきた
新たな『FIA eRX2 Championship』車両は、250kW(335bhp)を発生するモーターと32kWhバッテリーを採用する共通パワートレインを搭載する

■最初のシーズンは欧州内で6戦を予定


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