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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2016.11.07 12:08
更新日: 2016.11.07 12:34

JRC第9戦:得意の新城で勝田が4勝目。逆転で7度目のチャンピオンに

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ラリー/WRC | JRC第9戦:得意の新城で勝田が4勝目。逆転で7度目のチャンピオンに

 全日本ラリー選手権(JRC)は4~6日、第9戦新城ラリー2016が行われ、勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)が今季4勝目を挙げ、逆転戴冠を飾った。勝田のチャンピオン獲得は2013年以来7度目のこと。 

 今季最終戦となる新城ラリーは、愛知県新城市と隣接する岡崎市で開催。設定されるステージはすべてターマック(舗装路)で、テクニカルなステージや2車線を使った速度域の高いステージなど、バラエティに富んだステージ構成となっている。

 今大会は全17SSが設定され、総ステージ走行距離106.941km、総走行距離410.401kmで争われた。

今季4勝目を挙げ、逆転戴冠を成し遂げた勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)
今季4勝目を挙げ、逆転戴冠を成し遂げた勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)

 ランキング2番手で最終戦に臨んだ勝田は新城ラリーを得意としており、5日(土)に行われたオープニングのSS1から2番手以下に7秒ものギャップをつける快走をみせる。

 追われる立場のランキング首位、奴田原文雄/佐藤忠宜(ミツビシ・ランサーエボリューションX)は、SS2で反撃を試みるもステージ走行中にスピンし、コース脇の木にヒット。マシンダメージが大きくリタイアとなり、戦線離脱を余儀なくされてしまった。

 ライバルの脱落によりチャンピオン獲得へ大きく前進した勝田は、その後も手を緩めず、デイ1に行われた10SS中4SSでステージ勝利を飾る走りを披露。奴田原に代わり、総合2番手に浮上した新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)に対し、26.6秒のマージンを築いて初日を終えた。

 総合3番手にはJN6クラスのマシンを抑え、JN5クラスを戦う新井大輝/小坂典嵩(シトロエンDS3)が続いている。


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