10月11日、WRC世界ラリー選手権第6戦イタリアの競技最終日・デイ3のSS13~16が行われ、ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)が2019年に続くラリー・イタリア・サルディニア連覇を飾った。総合2位にはティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)が入りヒュンダイがワン・ツー・フィニッシュを達成。3位はセバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)となっている。そんなWRCイタリアの全日程を終えた各陣営からドライバーコメントが発表された。
■Mスポーツ・フォードWRT
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)/デイ3総合5位
「僕たちはこのラリーを非常に力強くスタートし、低速セクションでは素晴らしいスピードを発揮した。コンディションが合えば競争力を出せることを証明したんだ」
「でもいくつか小さなトラブルもあり、高速セクションでは苦戦してしまった。だから5位という順位は、今週末に僕たちが出せたベストの結果だと思っている」
「それでも多くのポジティブなことがあった。これからはフィエスタWRCがつねに強さを見せているターマックラリーに集中していくよ」
●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)/デイ3総合25位
「今週末は何歩か良いステップを踏み出すことができたと思う。僕がラリーの前にMスポーツで費やした時間が功を奏した」
「エンジニアとすべてのデータを見ていき、改善するための多くの方法を見つけることができたし、セットアップで新しいことを試して、それが大きな自信につながったんだ」
「自分にとっては間違いなく優れたパフォーマンスが出せたラリーのひとつだった。いくつかのトラブルについてはかなり落胆したけれど、でもそれがラリーというものだし、トップにかなり近いところで戦えることを証明した」