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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2020.11.05 13:43
更新日: 2020.11.05 13:45

エクストリームE:2021年“シーズン1”カレンダー発表。参戦全チームのカラーリングも披露

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ラリー/WRC | エクストリームE:2021年“シーズン1”カレンダー発表。参戦全チームのカラーリングも披露

 ルイス・ハミルトンに続き、2016年のF1ワールドチャンピオン、ニコ・ロズベルグの新チーム参戦が決まった電動ワンメイクSUVによるオフロード選手権『Extreme E(エクストリームE)』シリーズが、2021年創設初年度“シーズン1”のカレンダーを発表。同時にバーチャル・ラウンチでは、参戦全チームのマシンカラーリングも公開された。

 2021年3月開幕を予定する新生エクストリームEシリーズは、EVパワートレインを搭載する電動オフロード車両を用いて「人間の干渉の影響を浮き彫りにし、地球環境の保護に役立つEVの市場浸透を促進する」ことをビジョンに掲げている。

 そのイベントフォーマットやレース中継にも独自のコンセプトが採用され、映像配信は“ライブドキュメント”の形態となり、その放映権契約も全世界的な規模で拡大中。開催地各国では地球環境保全と啓蒙を狙った活動も予定されている。

 独自のスタイルはスポーティング規定にも貫かれ、チームは“ジェンダーフリー”を標榜し男女1名ずつのドライバーで構成。ドライバーとコドライバーとして550PSを発生するワンメイクEVマシン『ODYSSEY 21(オデッセイ21)』を2周のレースごとに乗り換え、互いに1ラップずつドライブするフォーマットが予定されている。

 すでに開催地としてArctic(北極圏)、Glacier(氷河)、RainForest(熱帯雨林)、Desert(砂漠)、そしてOcean(海洋)に対応する5つの開催地が名を連ね、2019年末には暫定カレンダーもアナウンスされていたが、シリーズは10月27日に最新のオンライン・プレゼンテーションを実施。

 エクストリームEの創設者兼CEOであるアレハンドロ・アガグにより、アルゼンチンのパタゴニアでのシーズンフィナーレを組み込んだ改訂版カレンダーを含む選手権概要と、新たに参戦全チームのマシンカラーリングが発表された。

「このバーチャル・ラウンチは、我々の独創的シリーズのシーズン1カレンダーとチームカーを発表するための素晴らしいフォーマットであり、とくにCOVID-19による困難な時期に、エクストリームEの重要なテーマであるバーチャル・エクスペリエンス機能を紹介する貴重な時間になった」と語ったアガグ。

シリーズは10月27日に最新のオンライン・プレゼンテーションを実施し、参戦全チームのマシンカラーリングも公開された
アルゼンチンのパタゴニアでのシーズンフィナーレを組み込んだ改訂版”Season1″カレンダーがアナウンスされた

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