12月3日から開催されているWRC世界ラリー選手権第7戦モンツァは4日、競技2日目のSS2~6が行われ、ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)が前日の7番手からトップに浮上した。トヨタ勢ではセバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)が総合3番手につけている。そんなWRCモンツァのデイ2を終えた各陣営からドライバーコメントが発表された。
■Mスポーツ・フォードWRT
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)/リタイア
「昨日はリズムを掴むのに苦戦していたが、今日のスタートは良かった。マシンの感触は本当に良かったんだ。最初のセクターでは速さを出せたが、その後でエンジンにトラブルが起きた」
「チームが修理のためにあらゆることを試してくれたことに感謝している。でも結局はどうしようもなく、リタイアしなければならなかった」
「午前中は良いリズムに乗れていたから本当に残念だし、EP(エサペッカ・ラッピ)を見てみれば、僕たちはもっと速さを発揮できたはずだった」
「EPが今のようなパフォーマンスを出し続けて、チームに好結果をもたらせることを願っている。この厳しい年の後の僕たち全員にふさわしいことだ」
●エサペッカ・ラッピ(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合2番手
「今日は僕たちにとって素晴らしい1日になった。このような順位にいるのは久しぶりだけど、1日の終わりに首位にいないことはまったくたいしたことではない。ここで首位に挑戦すること自体が、チーム全体にとって非常にポジティブなことなんだ」
「明日の出走順は有利だから、間違いなく首位を取り戻せるだろう。僕たちに失うものは何もない。自分のベストを尽くすよ」
「トリッキーな1日になることは分かっている。でも僕は雪のコンディションは得意なんだ」
●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)/デイリタイア
「少し慎重なスタートをした後で、セットアップをいくらか変更したところ、感触は良くなった」
「そしておかしなことは何もなかったのだけど、ゲートポストを通り過ぎるとき、僕のホイールは開きすぎていたようだ」
「ポストの内側に軽く触れ、サスペンション全体が引っ張られることになってしまった。小さなミスのわりに悪い結果になってしまったが、起きてしまったことは仕方がない。明日の復帰を目指すつもりだ」