世界ラリー選手権(WRC)にタイヤを供給しているピレリは今季限りで同シリーズへの関与を取りやめると発表した。
2008年から3シーズンに渡り、WRCのオフィシャルタイヤサプライヤーを務めたピレリ。一度活動を終了した後、14年シーズンに同シリーズへ再参戦を果たしたものの、上位チームへのタイヤ供給契約を勝ち取ることができていなかった。
ピレリでモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーは、WRCからは手を引くものの、世界中で行われている国内ラリー選手権への関与は継続すると強調している。
「ラリーというカテゴリには我々も情熱をもって取り組んでおり、今後も変わらず関与していく」
「世界中で開催されている300位上のラリーイベントにタイヤを供給するためにも、我々は来季のWRCに向けたホモロゲーションに参加しないことを決断した」
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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています