【ポイントランキング】2020WRC第7戦モンツァ後

　12月3～6日に行われたWRC世界ラリー選手権第7戦モンツァ。2020年シーズン最終戦となった同イベントを終えてのポイントランキングは次のとおりだ。

　新型コロナウイルスの影響で全7ラウンドで争われてきたWRCの2020シーズンが終了し、これにともない各タイトルのチャンピオンが決定した。

　ドライバーズタイトルでは、ランキング2番手でモンツァ入りしたセバスチャン・オジエ（トヨタ・ヤリスWRC）が、チームメイトでランキング首位に立っていたエルフィン・エバンス（トヨタ・ヤリスWRC）と入れ替わる形で逆転戴冠。自身7度目、2018年以来2年ぶりの王座奪還を果たしている。

　敗れたエバンスは14点をリードして最終戦を迎えながらも、ラリー3日目でのミスが致命傷となり初タイトルを逃すことに。最終的にはオジエから8ポイント差の選手権2位となった。3位は2019年王者のオット・タナク（ヒュンダイi20クーペWRC）が入っている。

　トヨタとヒュンダイの一騎打ち、わずか7点差で“ファイナル”を迎えたマニュファクチャラー選手権は、タナクとダニ・ソルド（ヒュンダイi20クーペWRC）がダブルポディウムを抑えたことでヒュンダイに軍配が上がった。最終的なポイントはヒュンダイ241ポイントに対して、トヨタが236ポイント。その差はわずか5ポイントだった。

　コドライバーズタイトルは長年にわたってオジエのパートナーを務めるジュリアン・イングラシアが獲得している。

■2020WRCドライバーズランキング（シーズン終了時点）

■2020WRCコドライバーズランキング（シーズン終了時点）

■2020WRCマニュファクチャラーズランキング（シーズン終了時点）