2017年1月2日より、パラグアイのアスンシオンを起点に幕を明ける『ダカールラリー2017/パラグアイ-ボリビア-アルゼンチン』に、ランドクルーザー200の生産を担当するトヨタ車体が今回も自社チームを送り込み、市販車部門4連覇を目指して戦うことを発表。地元・愛知で恒例の参戦発表会を開催した。
チームランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)として1995年から同ラリーへの挑戦を続ける名門チームは、今年のマシン改良ポイントを“サスペンション”に定めて開発してきた。これは例年、高速化が著しいダカールラリーの競技形態に対応するための策だ。
ラリー仕様に改造された2台のランクル200は、路面への追従性とハンドリングを向上させたサスペンションで、例年行っているモロッコ王国での砂丘テストとラリー参戦による実戦トレーニングに加え、新たにロシア(モスクワ)から中国(北京)へ横断する10000kmを走り抜けるシルクウェイラリーにも参戦。ここまでで、すでに16000kmのテスト・マイレッジを走破している。
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