フィンランド北部のロバニエミで開催されているWRC世界ラリー選手権第2戦アークティックは2月27日、デイ2のSS3~8が行われた。6本のSSで争われた競技2日目を終えた時点で、総合首位はオット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)。トヨタのカッレ・ロバンペラ(ヤリスWRC)が総合2番手につけている。そんなアークティック・ラリー・フィンランドのデイ2を終えた各陣営からドライバーコメントがリリースされた。
■Mスポーツ・フォードWRT
●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合9番手
「今日の出走順を不利にした昨日のオープニングステージの失敗の影響をまだ受けている! でも全体的に午前中はかなり順調だったし、自分たちの進歩にとても満足している」
「午後は少々トリッキーだった。コンディションの悪化に対処するために、2本のスペアタイヤを持っていかなければならなかったし、挙動を良くするための適切なセットアップを決めることができなかったんだ」
「しかし全体的には悪い1日ではなかった。あのようなコンディションでマシンを走らせるのは素晴らしかった。チームとして何をする必要があるのかは分かっている」
「それに自分でもドライビングを改善するための領域をいくつか特定することができた。だからすべては正しい方向に進んでいる。明日もこれらの素晴らしいステージをまた楽しむつもりだ!」
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合8番手
「今日はドライビングを大いに楽しめたよ。望むペースは出せていなかったが、自分たちがトリッキーでよりテクニカルなセクションでは、何度かトップタイムを出せることは分かっている」
「午後のコンディションはさらにトリッキーになったけれど、そこで僕たちの実力を少し示すことができた。その点はよかったよ」
「明日はさらに難しくなる。また非常に速いステージになるからね。目標は完走することだ。でもパワーステージで完璧な走行ができたら、そこで数ポイントを獲得できるチャンスもある」