2月28日、WRC世界ラリー選手権第2戦『アークティック・ラリー・フィンランド』はデイ3のSS9、SS10が行われ、初日からラリーをリードしてきたオット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)が最後まで首位の座を守り抜き、今季初優勝を飾った。26日(金)から3日間にわたって繰り広げられたフルスノーラリーを終えた各陣営からドライバーコメントがリリースされている。
■Mスポーツ・フォードWRT
●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)/総合9位
「全体的に僕たちにとってかなり良い週末だったと言える。ステージは素晴らしかったし、自分のドライビングでは、特に土曜日午前中には満足しているよ。しかし、もちろんまだやるべきことはあるし、つねにもっと学ぶことがある」
「最初のステージで多くのタイムを失ってしまったことには少々落胆している。そのせいで残りのイベントに影響が出てしまった。それが僕がこの週末から学ぶ主なことのひとつだと思う」
「出走順を無視することはできないことは分かっている。それは僕のポテンシャルを示す助けにはならないからね」
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)/総合8位
「僕たちのラリーはかなり順調で、問題もミスもなかった。ステージをとても楽しめたよ。マシンはドライブする上で素晴らしい感触だった。僕のキャリアのなかでも、もっとも楽しめた、素晴らしいウインターコンディションでのラリーのひとつだ」
「もちろんステージタイムが求めていたほど出なかったことにはがっかりしている」
「しかし、僕たちは高速ラリーでは以前から苦戦してきた。低速セクションだとペースは良く、僕たちは最速ドライバーの中に入っていた。ここが今後のイベントで改善を目指すところだ」