ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2021.09.08 12:20
更新日: 2021.09.08 12:45

【動画】Mスポーツの新型WRCカー『フォード・プーマ・ラリー1』がターマックで全開テスト


 現行規定のWRカーに代わって次世代規定“ラリー1”の下で2022年にデビューする新型WRCカーの1台、『フォード・プーマ・ラリー1』のフルスピード・テストがフランスの公道を封鎖した“クローズドセクション”で実施された。この模様を収めた動画がWRC世界ラリー選手権の公式YouTubeチャンネル(FIA World Rally Championship)で公開されている。

 フォード・プーマ・ラリー1は、WRCに参戦している名門チーム、Mスポーツ・フォードが来シーズンの投入に向けて開発を進めている新型ラリーカーだ。新しい技術規定に則って製作されたこのクルマは、パイプフレーム構造のシャシーに現行規定と同じ1.6リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載し、そこに新規定の目玉であるハイブリッドシステムが加わっている。

 3.9kWhのバッテリーによって稼働する134bhp(約135PS)の電気モーターと、エンジンの合計最高出力は約530PS。内燃機関ではP1レーシング・フューエルズが独占供給する100%持続可能な燃料が使用されること決定済みだ。

 WRC公式チャンネルで公開中の動画では、そんな新時代のまったく新しいラリーカー、フォード・プーマ・ラリー1がターマック(舗装路)で全開走行をする様子を確認することができる。


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