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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2021.09.30 11:46
更新日: 2021.09.30 11:47

次期WRCカー“ハイブリッドGRヤリス”の試乗を望むラトバラ「ドライバーの話を理解したい」

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ラリー/WRC | 次期WRCカー“ハイブリッドGRヤリス”の試乗を望むラトバラ「ドライバーの話を理解したい」

 WRC世界ラリー選手権に参戦しているTOYOTA GAZOO Racing WRTのヤリ-マティ・ラトバラ代表は、年内にラリー1仕様の新型WRCカー“ハイブリッドGRヤリス”のステアリングを握ることを望んでいる。

 現在WRCに参加しているトヨタとヒュンダイ、そしてMスポーツ・フォードは2022年から導入されるラリー1規定へのコミットを表明。それぞれのチームが現行のWRカーに代わる、共通ハイブリッドシステムを搭載した次期型WRCカーの開発を進めている。

 トヨタチームの指揮を執るラトバラは、WRCの歴史の中でもっとも経験豊富なドライバーのひとりだ。彼はエキサイティングな新世代のクルマに対応する能力は、シリーズ初となるハイブリッドマシンでのシートタイムに依存していると感じている。

「もちろん、私はそれをドライブしたい」とWRC公式サイト『wrc.com』に語ったラトバラ。

「しかし、それには(車両開発を)担当しているトム(・ファウラー/テクニカルディレクター)と話をしなければならない」

「冬が来たら、トムに運転できるように頼むつもりだ」

「ドライバーたちが話していることを理解したい。彼らが何を話しているのを理解できなければ、同じ価値をもたらすことはできないと考えているんだ」

 GRヤリスをベース車とするトヨタのハイブリッドWRCマシンは、最近まで同チームのテストドライバーであるユホ・ハンニネンのみがドライブを担当していた。

 現役ドライバーのエルフィン・エバンスとカッレ・ロバンペラは先月末、初めて“ハイブリッドGRヤリス”に乗る機会が与えられ、両名はフランスのギャップ周辺のターマック(舗装路)でこの新型マシンを走らせている。

TOYOTA GAZOO Racing WRTのチーム代表を務めるヤリ-マティ・ラトバラは、WRC最多出場記録を持つ
TOYOTA GAZOO Racing WRTのチーム代表を務めるヤリ-マティ・ラトバラは、WRC最多出場記録を持つ


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