10月3日、北欧フィンランドのユバスキュラを中心に開催されているWRC世界ラリー選手権第10戦フィンランドは競技最終日を迎えた。このデイ3はSS16から最終SS19まで計4本のステージで争われ、前日に総合首位に立ったTOYOTA GAZOO Racing WRTのエルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)が後続を抑え切って優勝。今シーズン2勝目を挙げた。そんな『ラリー・フィンランド』の全日程を終えたトヨタ、ヒュンダイの両陣営からドライバーコメントが発表された。
■Mスポーツ・フォードWRT
●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)/総合6位
「自分がしていたことについてあまり考えてはいなかった。僕はここで走行するフィーリングをただ楽しんでいたんだ。自分の仕事にとても満足しているよ」
●アドリアン・フルモー(フォード・フィエスタWRC)/総合7位
「目標はラリーをフィニッシュすることで、僕たちは必要な経験をすべて積むことができた。僕にとってまったく新しいことがたくさんあったが、ミスもなく最後までたどり着けたことがうれしい」
「Mスポーツがこのチャンスを与えてくれたことに感謝している。僕にとって本当に素晴らしいチャンスだった」
※ともにSS19終了直後のコメント
■ヒュンダイ・シェル・モビスWRT
●オット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)/総合2位
「このマシンでこれらのステージを走るのは僕にとって初めてのことだったが、ラリー・フィンランドでの戦いをとても楽しめた」
「ヒュンダイは過去にこのイベントで良い結果を出していないけれど、それでも今週末の僕たちはステージ優勝とイベント自体の優勝を懸けて戦っていた。もう少しでそうできるところだったけれど、今では僕たちに何が達成できるか分かっている」
「来年は新たなコンセプトカーとともに戻ってくることが決まっている。より優れた結果を出すように努力するよ」
●クレイグ・ブリーン(ヒュンダイi20クーペWRC)/総合3位
「ラリー・フィンランドでポディウム・フィニッシュを飾ることできたのは誇らしい瞬間だ。そしてこのイベントにおけるチームのベストリザルトの一端を担っていることもね」
「正直、3戦連続で表彰台を獲得できたことが信じられないよ!」
「今週末は僕たちにとって本当に良い週末だったし、1秒1秒を楽しんでいた。もちろんさらに上のレベルを目指し、優勝を目指して戦いたかった。僕たちはまだそこまでのレベルにはなかったが、これまでに比べたらはるかに良い結果だ」