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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2021.10.13 07:12
更新日: 2021.10.13 01:58

トヨタのエバンス「タイトル争いは依然厳しい状況にある」/2021WRC第11戦スペイン 事前コメント

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ラリー/WRC | トヨタのエバンス「タイトル争いは依然厳しい状況にある」/2021WRC第11戦スペイン 事前コメント

 10月14~17日、WRC世界ラリー選手権第11戦がスペインで開催される。2年ぶりに実施される『ラリー・スペイン』は今回、フルターマック(舗装路)ラリーとして行われることになるが、そんな2021年の大会に向け、最高峰カテゴリーのWRCクラスに参戦するMスポーツ、ヒュンダイ、トヨタの各陣営から出場ドライバーたちの事前コメントが発表された。

 2019年以来の開催が実現するラリー・スペインは今年も北東部コスタ・ドラダ(黄金海岸)のビーチリゾート、サロウを中心に行われる。一昨年までは大会最大の特徴であった、ターマックとグラベル(未舗装路)の“ミックスサーフェスラリー”が行なわれていたWRCスペイン・ラウンドだが、今季は2009年以降初めてオールターマックラリーへと姿を変える。

 そんな2021年のラリー・スペインは14日(木)の午前中にシェイクダウンが実施された後、翌15日(金)の朝から競技が開始され、初日は3本のステージを日中のサービスを挟んで各2回走行する。その中のSS1/SS4“ヴィラプラナ”は前回大会のパワーステージの逆走ステージだ。また、SS2/SS5“ラ・グラナデーヤ”は一部が過去に使われたステージと重なるが、基本的には新しいステージとなる。

 ラリー2日目はサービスパークの北東エリアでSS7/SS10“サヴァラ”、SS8/SS11“ケロル-レス・ポブレス”、SS9/SS12“エル・モンメル”という2019年大会でも使われた定番の3本のステージを各2回走行。さらに1日の最後にはサロウの海岸近くで全長2.24kmの市街地ステージが行なわれる。
 
 最終日の17日(日)はサロウの西側でSS14/SS16“サンタ・マリナ”と、SS15/SS17“リウデカニエス”という伝統的で人気のあるステージをサービスを挟んで各2回走行する予定だ。最終SS17はトップ5タイムを記録したドライバーとマニュファクチャラーにボーナスポイントが与えられる“パワーステージ”となっている。

■Mスポーツ・フォードWRT

●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)

「スペインは非常にスムーズで、速く流れるようなターマックステージがある美しいイベントだ。このクルマ(フィエスタWRC)でそこを運転するのはいつも楽しく感じる」

「これまでもフィエスタに適していたように思う。だから、フィンランドよりもはるかに力強いラリーをする必要があることを僕たちは知っている。チームとして良い結果を期待しているよ」

●アドリアン・フルモー(フォード・フィエスタWRC)

「スペインに戻ってこられて本当にうれしい。僕は2年前にフィエスタ・ラリー2でラリー・スペインに参加し、このイベントで良い経験をした」

「僕はコーナーで必要なラインがとても面白い、このターマックイベントが本当に好きだ。アレックス(アレクサンドル・コリア/コドライバー)との2回目のイベントだけど、とてもグリッピーなイベントだから一緒にペースを上げていきたいと思っている」

「僕らは良い結果を得たいと思っている。ターマックでこのクルマが本当に良いパフォーマンスを発揮することを知っており、他の人たちと戦うことができるようになりたいと思っているんだ」

Mスポーツ・フォードWRTのフォード・フィエスタWRC
Mスポーツ・フォードWRTのフォード・フィエスタWRC

■ヒュンダイ・シェル・モビスWRT


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