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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2021.12.15 11:57
更新日: 2021.12.15 11:58

2022年エクストリームE参戦のマクラーレン、ひと足先に最終戦の舞台でテスト。ファウストは初走行

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ラリー/WRC | 2022年エクストリームE参戦のマクラーレン、ひと足先に最終戦の舞台でテスト。ファウストは初走行

 電動ワンメイクSUV選手権『Extreme E(エクストリームE)』の2022年“シーズン2”より新規参入を計画するマクラーレン・エクストリームEチームは、すでにレギュラー起用をアナウンス済みのタナー・ファウストとエマ・ギルモアの男女ペアを擁して、2021年最終戦の開催予定地であるイギリス・ボビントン周辺で、ひと足早くワンメイク電動SUV『オデッセイ21』のシェイクダウンを実施。その模様を、マクラーレンのYouTubeシリーズ“Uncharted”にて公開した。

 イギリスを拠点とするモータースポーツ界を代表する名門チームは、今週末12月18~19日に開催の迫ったシーズン1最終戦『The Jurassic X Prix』の開催地、サウスコースト郡ドーセット周辺で初のテスト走行に臨んだ。

 創設者ブルース・マクラーレンの同郷となるニュージーランド出身のギルモアは、すでにグリーンランドで開催された2021年第3戦、北極圏の『Arctic X Prix』にてエクストリームEのイベントを経験しており、北米のラリークロス・シーンのみならず、世界的な人気選手として活躍するファウストと対面し、この電動SUVのキャラクターとドライビングを指南するメンター役も担った。

 その第3戦ではヴェローチェ・レーシングからステファン・サラザンとのペアで戦ったギルモアは、2日間のプログラムで走り出しを担当し「最初からかなりグレートな感触だった」と振り返った。

「本当にテストの走り始めからとても良かったし、初日午前のセッションから生産的な時間を過ごすことができたわ。クルマはかなり良い状態で、すでに適切なセットアップ・ウインドウに収まっていた。だから私たちは、変更に対してどのように反応するかを確認するため、いくつかの異なるセットを試すことも出来たの」と説明する、ラリー・ジャパンやAPRC(アジア・パシフィック・ラリー選手権)のラリー北海道参戦経験も持つギルモア。

COP26の会場でお披露目されたMcLaren Extreme E teamの“ラウンチ・リバリー”
第3戦ではVeloce Racing(ヴェローチェ・レーシング)からステファン・サラザンとのペアで戦ったエマ・ギルモア

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