1月20日、ラリーカーの“ハイブリッド化”という新たなページをめくり、新時代に突入したWRC世界ラリー選手権の2022年シーズンがモナコの地で開幕した。今年も開幕戦の舞台となった伝統の『ラリー・モンテカルロ』では、競技初日にSS1とSS2が行われ、両ステージでベストタイムを記録したセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合トップに立っている。そんな第1戦モンテカルロのデイ1を終えた各陣営からドライバーたちのコメントが発表されている。
■Mスポーツ・フォードWRT
●クレイグ・ブリーン(フォード・プーマ・ラリー1)/デイ1総合7番手
「ここに来たのは5年ぶりだから、かなり苦戦したよ。ペースノートを信じて、まるで初めて走るかのようにドライブしなければならなかった。だけど、僕たちはそれをやり遂げたし、マシンのフィーリングも良かった」
●ガス・グリーンスミス(フォード・プーマ・ラリー1)/デイ1総合5番手
「このマシンを2年間待っていたんだ! 今日のシェイクダウンで走行した時にヨナス(・アンダーソン/コドライバー)にも言ったけれど、僕はこのマシンを本当に気に入っている。最初のステージでは(タイヤ選択が)うまくいったと思うけど、もしかしたらあそこではソフトタイヤ4本の方がよかったかもしれないね」
●アドリアン・フルモー(フォード・プーマ・ラリー1)/デイ1総合4番手
「すごく楽しめたよ。マシンは本当に素晴らしい。ダウンヒル(下り坂)で得られるパワーは特別なものだ。ステージではタイヤを少し傷めたが、今夜の出来には満足している。明日に向けて自信が持てたのはよいことだ」
●セバスチャン・ローブ(フォード・プーマ・ラリー1)/デイ1総合2番手
「戦いを楽しめたよ。タイヤについてはとても厳しかった。ステージの中盤までにタイヤをオーバーヒートさせてしまい、マシンの位置を保つのに苦労した。とはいえ、いいステージになったと思う」
※Mスポーツ・フォード勢はSS2終了時のコメントを掲載