レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2017.01.03 22:02
更新日: 2017.12.25 13:56

プジョーのダカール連覇に暗雲?「トヨタは手強くなってきた」とローブ

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


ラリー/WRC | プジョーのダカール連覇に暗雲?「トヨタは手強くなってきた」とローブ

 2日開幕した2017年のダカールラリーに参戦しているセバスチャン・ローブ(プジョー3008DKR)は、デイ1でナッサー・アル-アティヤー(トヨタ・ハイラックスEVO)が総合首位に立ったことを受け、プジョーの大会連覇は“困難”な道のりになると語った。

 39kmのスペシャルステージ(SS)が行われたデイ1では、アル-アティヤーがプジョー勢最上位の総合4番手につけるカルロス・サインツに対し、26秒ものギャップをつけている。

 今年でダカール挑戦2回目となるローブは、デイ1にみせたトヨタの快走に驚きを覚えなかったとコメント。「彼ら(トヨタ・ハイラックス勢)とはまったく異なるマシンで戦っている。彼らのほうが速いのは仕方がないよ」と振り返る。

ナッサー・アル-アティヤー(トヨタ・ハイラックスEVO)
ナッサー・アル-アティヤー(トヨタ・ハイラックスEVO)

「トヨタ勢はよりパワーがあり、四輪駆動車で戦っている。僕たちのマシンは二輪駆動でパワーも多くはない。サスペンションの可動域も、こちらのほうが大きいしね」

「根本的に異なるマシンなんだ。デイ1のステージはトヨタにマッチしていたということだろう」

「ダカールは長い戦いだから、今後どうなるかは予想できない。つねにコンディションは変化していくし、ステージの構成や走行する標高も変わっていくるからね」

「ただ、トヨタがマシンの戦闘力を向上させ、手強くなったことは間違いない。ナッサー(・アル-アティヤー)も速く手強いドライバーだ。こういった要素を考えると、今のところ(大会連覇には)苦戦を強いられそうだ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース