4月24日、WRC世界ラリー選手権第3戦クロアチアの競技最終日となったデイ3は、SS17~20の計4SSが行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が逆転に次ぐ逆転劇で今季2勝目を飾った。そんな『クロアチア・ラリー』の全日程を戦い終えたトヨタ、ヒョンデ(旧ヒュンダイ)、Mスポーツ・フォードの各陣営からドライバーコメントが届いている。
■Mスポーツ・フォードWRT
●クレイグ・ブリーン(#42 フォード・プーマ・ラリー1)/総合4位
「明らかに(不安定な)天気のせいでものすごく難しい週末になったが、僕たちはやり遂げた。ポール(・ネイグル/コドライバー)と僕が多くのことを学んだのは確かだよ。それにパワーステージでいくつかポイントを獲得し、4位でフィニッシュすることができた」
「残念だが、日曜午前のタイヤ選択にちょっとしたミスがあったことで、表彰台に上がるためのペースが出なかったのかもしれない。それは別にすれば(この結果に)満足しなければね」
●ガス・グリーンスミス(#44 フォード・プーマ・ラリー1)/総合15位
「週末のスタートは調子が良く、金曜午前の終わりには5番手だった。そして午後に入ったが、週末の残りのスプリットとタイムを見ると、それは僕たちにとって現実的な順位だったと思う」
「だが、残念ながら何度もパンクが起きてしまった。全部で5回だ。それで完走できなくなってしまった。僕たちは良いスピードを出せていたのに、ノーポイントで週末を終えることになったのは残念だ」
●ピエール-ルイ・ルーベ(#7 フォード・プーマ・ラリー1)/総合47位
「チームとの初のラリーでペースを出せたことを喜んでいる。いくつかのステージではライバルたちと戦うことができて気分が良かったよ。初の最速ステージタイムを出すところまで近づけたと思うよ」
「この調子を続けていく必要がある。このラリーは自信を築くための素晴らしいスタートになった」
●アドリアン・フルモー(#16 フォード・プーマ・ラリー1)リタイア
「アクアプレーニングでマシンのコントロールを失ったのは、ラリーのスタート直後だった。本当に不運なミスだったし、このようなラリーのスタートを切るつもりはなかった」
「チームのためにポイントを獲得し、トリッキーになるはずのラリーを乗り越えていこうとしていたのに……。チームとパートナー、そして観に来てくれたファンの皆には本当に申し訳ないことをしたと思う」