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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2017.01.05 10:57
更新日: 2017.12.25 13:57

ダカール3日目:プジョー勢快走で上位独占。トヨタ勢にはアクシデント

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ラリー/WRC | ダカール3日目:プジョー勢快走で上位独占。トヨタ勢にはアクシデント

 2017年のダカールラリーは4日、アルゼンチンのサン・ミゲル・トゥクマン~フフイ間780km(SS距離364km)のデイ3が行われ、ステファン・ペテランセル(プジョー3008DKR)がステージ優勝。総合首位は前日に続き、セバスチャン・ローブ(プジョー3008DKR)が維持している。

 デイ3のスペシャルステージは240kmと124kmに2分割された構成。明日以降に迎えるボリビアステージに向けて、海抜5000メートル以上へ駆け上っていくステージとなった。

ジニール・ドゥビリエ(トヨタ・ハイラックスEVO)
ジニール・ドゥビリエ(トヨタ・ハイラックスEVO)

 この日は、初日に総合首位を奪ったナッサー・アル-アティヤー(トヨタ・ハイラックスEVO)がローブを猛追。240kmのSS前半でローブに対し4分以上の大差をつけてみせる。

 その後もステージ最速ペースを刻むペテランセルに迫る展開となったが、SS後半走行中にピストから外れてコースオフ。この際にマシンからタイヤが脱輪するなどダメージを負ってしまい、その場で立ち往生してしまった。

 その後、アル-アティヤーはトラブルを修復して走行を再開。しかし、ペースを取り戻すには至らず、ステージ31位でフィニッシュする形となった。なお、トヨタ勢ではアル-アティヤーのほか、ホアン・ナニ・ロマ、ジニール・ドゥビリエ、エリック・バン・ルーンにもトラブルがあり、タイムを失っている。

セバスチャン・ローブ(プジョー3008DKR)
セバスチャン・ローブ(プジョー3008DKR)

 アル-アティヤーの脱落により、ペテランセルはセーフティリードをもって今年初のステージ制覇。ステージ2位にカルロス・サインツ、同3位にローブが続き、プジョー勢がステージトップ3を独占した。また、総合でもローブが42秒のリードをもって首位をキープ。2番手にサインツ、3番手にペテランセルとなっている。

ミッコ・ヒルボネン(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・ラリー)
ミッコ・ヒルボネン(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・ラリー)

 また、この日はX-raidのミッコ・ヒルボネン(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・ラリー)も快走。プジョー勢に続くステージ4位を獲得し、総合でもローブに対し9分38秒差につけた。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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