世界ラリー選手権(WRC)で優勝経験のあるミッコ・ヒルボネンは今週末、復帰初戦に挑むTOYOTA GAZOO Racingが万全の体制ではないと語った。
1月19日に開幕するWRC第1戦モンテカルロで、18年ぶりにシリーズ復帰を果たすTOYOTA GAZOO Racing。ドライバーには開発を担当してきたユホ・ハンニネンと、強豪ドライバーのひとり、ヤリ-マティ・ラトバラを起用して臨む。
ヒルボネンは、そんなTOYOTA GAZOO Racingにテストドライバー参画しており、テストドライブを行った際、シーズン後半までは表彰台争いに絡むことは難しいと直感したという。
「個人的には、トヨタの準備がすべて整っているとは思えない。開発スケジュールはかなりタイトなものだったし、まだいくつか作業が残っているという話も聞いているよ」とヒルボネン。
「ただ、ヤリ-マティ(・ラトバラ)が加入したことで状況は変わっていくだろう。彼は経験豊富だし、チームを引っ張っていく力を持っているからね」
「それでもシーズン前半にライバルに追いつけるとは思えない。表彰台を争えるようになるのは、シーズン後半だろうね」
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