世界ラリー選手権(WRC)第1戦モンテカルロは1月21日、SS9〜13が行われ、セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)が首位に浮上した。前日、総合4番手だったヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)は総合3番手にポジションをあげている。
■Mスポーツ
●セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC):デイ3 総合首位
「Mスポーツと仕事をすると決めたのは1カ月前で、準備期間が短いことは承知していた。だから、開幕戦で優勝争いに加わることは大きな挑戦になると思っていたよ」
「しかし、フォード・フィエスタWRCにはポテンシャルの高さを感じているし、初戦から大会をリードできている。最高としか表現できない」
「ここまで素晴らしい走りをしていたティエリー(・ヌービル)には申し訳ないと思っているけど、ラリー・モンテカルロでは、こういった悲劇が起こってしまう」
「ここまで、本当にトリッキーなコンディションを戦い抜いてきたし、明日も状況は変わらないと思う。最後まで集中して走り抜き、僕とMスポーツの新しい旅の始まりを勝利で祝いたいね」
●オット・タナク(フォード・フィエスタWRC):デイ3 総合2番手
「今まで戦ってきたモンテカルロのなかでも、もっともチャレンジングな週末になっている。そんななかでも総合2番手につけることができて、最高の気分だ」
「この3日間、難しい戦いを切り抜けてきて、残るは1日だけ。とは言いつつも、集中してスマートな走りをしなくては」
「これまでのところ、パフォーマンスには満足しているし、マシンに乗り込んでいるときも快適さを感じている。あとは運が味方することを祈るだけだ」
■ヒュンダイ/ヒュンダイ・モータースポーツ
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC):デイ3 総合15番手
「本当にがっかりしているし、それ以上に懸命に準備をしてくれていたチームスタッフに申し訳ない」
「彼らのために、なんとしても勝利を持ち帰りたかったけれど、残念ながら今回はお預けになってしまった」
「この週末はケタ違いのパフォーマンスを発揮できていたから、デイ4でいくらかポジションを取り戻したいね」
●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC):デイ3 総合5番手
「金曜日に苦しんでいたことを考えれば、今日はペースをかなり改善できたと思う」
「コンディションも良くなっていたし、グリップレベルも高かった。自信を持って走ることができたよ」
「SS13ではパワーステアリングにトラブルが出てしまったけれど、なんとか走りきることができて幸運だった」