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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2022.12.02 20:55
更新日: 2022.12.02 21:05

ダカールラリー、2023年大会のルートを発表。大晦日から2週間の日程で約8500kmを走行

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ラリー/WRC | ダカールラリー、2023年大会のルートを発表。大晦日から2週間の日程で約8500kmを走行

 ダカールラリーを運営するASOアモリ・スポーツ・オーガニゼーションは12月1日、第45回ダカールラリーに関するプレスカンファレンスを実施し、その中で2023年大会のルート発表した。

 2020年以降、4度目のサウジアラビア開催となるダカールラリーの開幕日は12月31日だ。この日全長10kmのショートステージで行われる“プロローグ”を皮切りに、45回目を数えるラリーは翌日の元日から1月15日まで、中東の砂漠地帯を舞台に“世界一過酷”とも言われる戦いが続いていく。

 現在のところ365台、クラシック部門の車両を含めると453台の参加が予定されている2023年大会のステージは全部で「14」となり、前年からふたつ増加した。

 総勢800名を超える選手たちは、スタート順を決定するプロローグの後、サウジアラビア西部、紅海に面するシーキャンプを起点とするループステージのSS1を経て、内陸部のアルーラやハイル、アル・ドゥワディミ、休息日が設けられる首都リヤドへと移動していく。

 ラリーの後半戦は“エンプティ・クォーター”と呼ばれるルブアルハリ砂漠を4日かけて走破するスケジュールが組まれた。この中のSS11~12は外部からの手助けを受けることができない“マラソンステージ”となっているため、難易度が上がったとされる今大会のなかでもとくに注意した区間だ。

 最終ステージのSS14、そしてラリーのフィニッシュ地点となるのは東部のダンマーム。12月31日から1月15日まで、都合16日間にわたるラリーの総走行距離は8549kmに及び、そのうち競技区間は4706kmとされている。

 W2RC世界ラリーレイド選手権の第2シーズンのオープニングイベントとなる同大会には、すでに2023年型マシンの投入を発表しているアウディスポーツをはじめ、前回大会の覇者TOYOTA GAZOO Racing、セバスチャン・ローブを擁するバーレーン・レイド・エクストリームなどがトップチームとして参戦する予定だ。また、二輪部門ではホンダ、ハスクバーナ、KTMといったメーカーの戦いが繰り広げれるものと思われる。

第45回ダカールラリー2023のルート図
第45回ダカールラリー2023のルート図


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