ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2022.12.12 12:12
更新日: 2022.12.12 12:37

【動画】6年ぶり古巣復帰のタナクがMスポーツのフォード・プーマに搭乗。夜の森で全開走行


 トヨタとヒョンデを相手にWRC世界ラリー選手権の最高峰クラスに挑んでいるMスポーツ・フォードWRTが、来たる2023年に向けて起用を発表したオット・タナクによるフォード・プーマ・ラリー1のテスト走行の様子を公式YouTubeチャンネルで公開している。

 既報のとおり、リチャード・ミルナー代表が率いる英国の名門ラリーチームは、“ラリー1”規定導入2年目となる2023年シーズンに向けて体制を変更。2017年まで同チームに在籍し、ワールドチャンピオンとなって戻ってきたオット・タナク/マルティン・ヤルヴェオヤ組をふたたび迎え入れ、6年ぶりのタイトル獲得を目指す。

 そのMスポーツ・フォードとタナクは、2019年王者の古巣復帰発表を前にフォード・プーマ・ラリー1でのテストを実施した。チームのYouTubeチャンネルで公開中の動画ではイギリス、グレイストーク・フォレストで行われたこのテスト走行の様子を見ることができるほか、Mスポーツのテストコースでのシェイクダウンの様子もチェック可能となっている。

 なお、Mスポーツ・フォードWRTはタナク以外の2023年ドライバー/コドライバーをいまだ発表していない。ガス・グリーンスミスをはじめ、アドリアン・フルモー、ピエール-ルイ・ルーベ、セバスチャン・ローブといった候補がいるなかで、誰が2台目と3台目のプーマ・ラリー1をドライブするのか、またどのようなプログラムで運用するのかは不明のままだ。


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