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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2023.01.26 15:40
更新日: 2023.02.16 15:06

元DTM王者ゲイリー・パフェット、ネオム・マクラーレンのスポーティングディレクターも兼任/エクストリームE

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ラリー/WRC | 元DTM王者ゲイリー・パフェット、ネオム・マクラーレンのスポーティングディレクターも兼任/エクストリームE

 創設3年目を迎えるワンメイク電動オフロード選手権『エクストリームE』だが、来季2023年のドライバー体制に関して、すでにエマ・ギルモアとタナー・ファウストの残留を発表しているネオム・マクラーレン・エクストリームEが新たなマネジメント体制をアナウンス。ABB FIAフォーミュラE世界選手権でもネオム・マクラーレンのプログラムを牽引する元DTMドイツ・ツーリングカー選手権王者のゲイリー・パフェットが、電動フォーミュラでのチームマネージャーの役割と並行して、エクストリームEでもスポーティングディレクターの役職に就くことが決定した。

 キャリアの大半にわたってメルセデスのファクトリー契約ドライバーとして活躍し、DTMで2度のシリーズチャンピオンに輝いたパフェットは、マクラーレンとも長い歴史を持ち、2006年から2014年までF1チームのリザーブ兼開発ドライバーを務めていた。

 そのパフェットは、2018年のDTMシーズンで2005年以来となる2度目の戴冠を果たすと、電動シングルシーターに進出してHWAレースラボの一員としてシリーズを戦ってきた。そのエントリー枠をメルセデスから引き継いだ昨季2022年には、そのまま古巣へと“復帰”してマネジメントチームに加入。拡大を続けるネオム・マクラーレンの電動プログラムを指揮する任務をこなしてきた。

「この数年間でゲイリーが優れたドライバーから、スポーツ、技術、マーケティング機能の相互リンクを具現化する、トラック内外での貴重な人材に成長する過程を見るのは素晴らしいことだった」と語るのは、チームの電動化戦略を担うマクラーレン・エレクトリック・レーシングのマネージングディレクターであり、シリーズではチーム代表も兼務するイアン・ジェームス。

「この経験と、彼自身と彼の周りのチームの両方を成長させ続ける本人の献身により、ゲイリーは我々のエクストリームEオペレーションにおいて素晴らしい追加要素になると確信している」

自身もDTM引退後は、電動シングルシーターに進出してHWAレースラボの一員としてシリーズを戦ってきた
自身もDTM引退後は、電動シングルシーターに進出してHWAレースラボの一員としてシリーズを戦ってきた
昨季2022年の“シーズン2”から新規参入を果たしたネオム・マクラーレン・エクストリームEは最終戦で2位表彰台を獲得
昨季2022年の“シーズン2”から新規参入を果たしたネオム・マクラーレン・エクストリームEは最終戦で2位表彰台を獲得

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