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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2017.02.17 11:18
更新日: 2017.02.17 11:34

WRC:2017年型WRカーで速度向上も、FIAは“速すぎる”ステージは認めない姿勢

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ラリー/WRC | WRC:2017年型WRカーで速度向上も、FIAは“速すぎる”ステージは認めない姿勢

 新たな車両規則が導入され、これまで以上に速度が増している2017年のWRC世界ラリー選手権。しかし、FIAは“速すぎる”ステージでの走行は認めない姿勢を示した。

 2月9~12日に行われたWRC第2戦スウェーデンでは、SS9でオット・タナク操る17年型マシン、フォード・フィエスタWRCが平均時速85.62マイル(約137キロ)を記録。主催者とFIAは平均速度が高すぎるとして、SS9を再走するSS12の走行をキャンセルしている。

 この1件を受けて、FIAは平均時速が80マイル(約128キロ)を超えるステージを認めないよう、レギュレーションを変更することも検討しているという。

 FIAでラリーディレクターを務めるヤルモ・マホネンは「新型WRカーが旧型マシンより速いのは分かっている。しかし、クノンで行われたSS9では16年型マシンも最高時速130キロ以上を記録していた」と説明する。

「今回のステージキャンセルで、主催者側が新しいステージを提示してきた場合、我々としてもしっかりと調査をするべきという教訓を得た」

「時速130キロを超えてしまうということは、それはステージ構成も見直すべきという知らせなんだ」

「もちろん我々としても(クノンでのステージは)速すぎたと考えている。ガイドラインを作るべきとも思ったが、それよりもレギュレーションに盛り込んでしまうべきだろう」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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