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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2023.03.27 12:57
更新日: 2023.03.27 12:58

2023年WorldRX最終戦はアジアへ。初開催の香港はビクトリア・ハーバー脇でのダブルヘッダー戦に

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ラリー/WRC | 2023年WorldRX最終戦はアジアへ。初開催の香港はビクトリア・ハーバー脇でのダブルヘッダー戦に

 昨季2022年から500kW(約680PS)/880Nmを発生するツインモーター搭載の新世代車両を導入し、フルEVカテゴリーへと変貌を遂げたWorldRX世界ラリークロス選手権は、2年目を迎える最終戦にて初開催地のアジア太平洋地域に足を踏み入れると発表。11月11~12日に世界的観光地、香港を代表するビクトリア・ハーバーのお隣、セントラル・ハーバー特設コースでタイトル決定戦を実施する。

 ラリークロスの伝統的なトラックが名を連ねる欧州連戦を経て、南アフリカを旅した一行は、最先端のテクノロジーにより持続可能性を重視したアプローチを模索する世界有数の大都市部でイベントを開催し、そのグローバルな地位を強化する姿勢を示した。

 香港自動車協会(HKAA)が主催し、香港特別行政区(HKSAR)の文化スポーツ観光局によってサポートされる一戦は、これがシリーズとの3年契約初年度となり、WorldRXとしても史上初の市街地戦を土日にまたがるダブルヘッダーで実施する計画だ。

 3月21日に市内のマンダリン・オリエンタル・ホテルで開催された発足式典では、シリーズプロモーターのラリークロス・プロモーターGmbHでマネージングディレクターを務めるアーネ・ディルクスが登壇し「2023年FIA世界ラリークロス選手権の最終2戦の開催地が、香港であることを確認できて興奮している」と挨拶した。

「今日ここにいるだけで、我々がいかに壮観な場所にいるのか。そしてビクトリア・ハーバーとセントラル・ビジネス地区が、この緊迫したシリーズのフィナーレと史上初の市街地戦に、どれほど壮大な背景を提供するかは明らかだ!」と続けたディルクス。

「このビジョンを実現するべく、HKAAとHKSARの双方と非常に積極的かつ積極的に協力できたこともうれしく思う。さぁ、香港でレースだ!」

昨季2022年から500kW(約680PS)/880Nmを発生するツインモーター搭載の新世代車両を導入しているWorldRX
この最終戦は香港自動車協会(HKAA)が主催し、香港特別行政区(HKSAR)の文化スポーツ観光局によってサポートされる

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