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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.04.10 21:04
更新日: 2017.04.11 22:12

IMSA第3戦:キャデラックがロングビーチを制し開幕3連勝。ニッサン、マツダが表彰台獲得

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ル・マン/WEC | IMSA第3戦:キャデラックがロングビーチを制し開幕3連勝。ニッサン、マツダが表彰台獲得

 IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップは4月9日、第3戦ロングビーチが行われ、ウェイン・テイラー・レーシング(WTR)のリッキー・テイラー、ジョーダン・テイラー兄弟が駆る10号車キャデラックDPi-V.Rが総合優勝を飾った。

 1月の開幕戦デイトナ24時間、3月の第2戦セブリング12時間を制した10号車キャデラックは、第3戦の舞台であるロングビーチ市街地コースでも速さをみせ、8日に行われた予選でポールポジションを獲得。

タイヤ無交換作戦で優勝狙った2号車ニッサンDPi
タイヤ無交換作戦で優勝狙った2号車ニッサンDPi

 翌9日に行われた決勝では、ピットストップでタイヤ無交換作戦を決行したテキーラ・パトロンESMの2号車ニッサンDPiに先行を許したものの、チェッカーまで残り5分で逆転に成功。開幕3連勝を達成した。

 予選で総合3番手を獲得したマツダ・モータースポーツの55号車RT24-Pは、スタートドライバーを務めるトリスタン・ヌネスがスタート直後の1コーナーでアクション・エクスプレス・レーシング(AER)の5号車キャデラックDPi-V.Rをインからかわし、同2番手に浮上する。

首位10号車キャデラックと2番手の55号車マツダ
首位10号車キャデラックと2番手の55号車マツダ

 その後、レース中盤のピットストップで順位をふたつ落とし4番手に後退するが、3番手のマシンがクラッシュを喫したことで表彰台圏内に復帰する。

 55号車はそのままチェッカーを受け、マツダ・モータースポーツとして過去最高位となる総合3位を獲得。また、今シーズンから導入したRT24-Pにとって初の表彰台となった。

 一方、僚機の70号車は7番手からスタートし、一時3番手まで順位を上げたもののアクシデントやピットストップ時のタイムロスが響き、トップから1周遅れのクラス6位/総合21位完走となった。

スタート直後の1コーナーで55号車マツダが5号車キャデラックのインをついた
スタート直後の1コーナーで55号車マツダが5号車キャデラックのインをついた

「今日は“マツダ・デー”だったね」と語るのはマツダUSAモータースポーツのジョン・ドゥーナン。

「レースの最後に立っていたい場所は、もちろんポディウムだ。今回の結果にチームのみんな、すべてのパートナーの方々に感謝しているよ」

「ようやくスピードを身につけることができ、私たちの2017年プログラムはここからスタートする。今回レースリーダーの後ろ姿を見ることができたが、それでは満足してない」

「ポディウムの中央こそがマツダブランドそしてパートナーのみなさんが望んでいる場所なのだからね」

総合3位となった55号車マツダRT24-P
総合3位となった55号車マツダRT24-P
過去最高位の総合3位を獲得したマツダ・モータースポーツのトリスタン・ヌネス、ジョナサン・バモリート
過去最高位の総合3位を獲得したマツダ・モータースポーツのトリスタン・ヌネス、ジョナサン・バモリート

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