4月15日、2017年WEC世界選手権開幕戦シルバーストンの公式予選が行われ、TOYOTA GAZOO Racingは7号車トヨタTS050ハイブリッドがポールポジションを獲得。8号車が2番手につけ、スターティンググリッド最前列を独占した。
WECの予選は3人のドライバーのうち2人がタイムアタックをして、その平均値が予選タイムとして採用される。予選日は好天に恵まれ気温10度、路面温度11度というコンディション。20分間にわたって行われた予選は、現地時間13時30分にスタートした。
TOYOTA GAZOO Racing(TGR)の2台は、前日に行われた2回のフリー走行から好調を維持したまま予選に臨み、小林可夢偉とマイク・コンウェイが駆った7号車TS050ハイブリッドがポールポジションを獲得した。
7号車は第1アタッカーを務めた可夢偉が、いきなり1分36秒793という驚速タイムを記録し、ライバルを引き離す。その後、第2アタッカーのコンウェイにバトンを繋ぐが、コンウェイの1回目のアタックタイムは四輪脱輪(コース逸脱)と判定され抹消されてしまう。
これにより一時は4番手に後退した7号車だったが、コンウェイは2度目のアタックで1分37秒816を記録。平均タイムを1分37秒304に縮め、トップへ返り咲くことに成功した。
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