WEC世界耐久選手権の最高峰ハイパーカークラスに参戦しているTOYOTA GAZOO Racingは、7月12~14日に南米ブラジルのインテルラゴス・サーキット(正式名称:アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ)で開催される、2024年シーズン第5戦『サンパウロ6時間』でシーズン2勝目を狙う。
2014年以来、10年ぶりの開催となるWECブラジル・ラウンド。その舞台となるインテルラゴスは、2012年にトヨタが現行シリーズ初勝利を挙げた場所であり、2年後の2014年にはマニュファクチャラーズチャンピオンを決めるなど、思い出深い地となっている。
その南米ラウンドを前に6月15~16日にフランス、ル・マンで行われた『第92回ル・マン24時間レース』で7号車が総合2位、8号車が同5位と2台のトヨタGR010ハイブリッドが入賞したトヨタは現在、マニュファクチャラー選手権においてポイントリーダーのポルシェに対し12ポイント差のランキング3位につける。
また、ドライバー選手権では7号車を駆る小林可夢偉とニック・デ・フリースが、ランキング首位と17ポイント差の3位の好位置に。彼らは前戦のル・マンでホセ-マリア・ロペスとマシンをシェアしたが、サンパウロではル・マン前に自転車の事故で肋骨と鎖骨を負傷し、24時間レースを欠場したマイク・コンウェイがラインアップに復帰することが決まった。
一方、ル・マンではもっとも多くの周回をトップで走行するも、終盤の終盤の接触によりスピンを喫し、優勝争いから脱落。最終的に5位に終わった8号車は、引き続きセバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮のトリオでの参戦に。平川にとっては今週末のレースがインテルラゴス初走行となる。
F1でもおなじみのインテルラゴスは1周4.309km、反時計回りのサーキットだ。1940年に開設された伝統的な同サーキットでは、1950年代からブラジル1000マイルレースという耐久レースが開催され、1970年代には国際的なレースカレンダーの一員として定着。2007年には現在のWECシリーズの前身であるル・マンシリーズの一戦も開催されていた。
そんなインテルラゴスで10年ぶりの開催となる2024年WEC第5戦のレースウィークは、7月12日(金)に各90分間のフリープラクティスが2回行われ、翌日13日(土)に3回目の練習走行と予選およびハイパーポールを実施。決勝日の14日(日)は11時30分(日本時間23時30分)に6時間レースのスタートが切られる予定だ。

