2024年シーズンのWEC世界耐久選手権が3月にカタールで開幕してから、まもなく8カ月。今季のシリーズチャンピオンが決まる最終ラウンドが11月2日、バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催される。

 7号車と8号車の2台の『トヨタGR010ハイブリッド』でシリーズ最高のハイパーカークラスに参戦しているTOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、タイトル防衛という使命を果たすべく、この最終戦バーレーン8時間レースに臨む。

 先月、日本の富士スピードウェイでシーズン第7戦が行われた2024年のWECは、残すところあと1戦に。ドライバー選手権とマニュファクチャラー選手権の両方で王座防衛を狙うTGRは今季すでに2勝を挙げ、後者のランキングで首位のポルシェと10ポイント差の2位につけている。バーレーンで3勝目を挙げることができれば、他チームの結果にかかわらず6シーズン連続でのチャンピオンを確定させることが可能だ。

 一方、ドライバー選手権を見るとランキング3位につける7号車の小林可夢偉とニック・デ・フリースに可能性が残されているものの、チャンピオン獲得は厳しい条件が付く。マイク・コンウェイとともに7号車を駆る両名が優勝したとしても、選手権リーダーであるアンドレ・ロッテラー組6号車ポルシェ963(ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ)がノーポイントに終わらなければ逆転が不可能なためだ。

 そんな今季最終戦バーレーンは10月31日木曜からレースウイークがスタートする。この初日は90分間のプラクティスが2度行われ、翌11月1日金曜に60分間のプラクティスと予選、およびハイパーポールが実施される。決勝レースは2日土曜の14時(日本時間20時)にスタートが切られ、フィニッシュは日没後の22時(日本時間3日4時)となる。

 なお、決勝翌日の3日日曜は恒例のWECルーキーテストが同地で行われる。TGRも7号車のみとなるがこのテストに参加し、今季アコーディスASPチームからLMGT3クラスに参戦しているエステバン・マッソンにトヨタGR010ハイブリッドでの走行を経験させる予定だ。また、TGRがマニュファクチャラーズタイトルを獲得した場合、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ参戦ドライバーである21歳のレシャド・デ・ジェラスも、WECから公式に認定されたルーキーとしてトヨタのハイパーカーをドライブすることとなる。

 バーレーンでは直近7連勝、うち6戦連続でワン・ツー・フィニッシュという好成績を残しているTGR。同陣営のドライバーたちのプレビューコメント全文は以下のとおりだ。

激戦WECはいよいよ最終決戦へ。トヨタGR、勝利なら王座防衛「完璧なレースウイークにする必要がある」と小林可夢偉
1周5.412kmのバーレーン・インターナショナル・サーキットは、現行WECが始まった2012年以降、11シーズン中8シーズンで最終戦として開催され、今やWECシーズン最終戦として定着している

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